暑さに弱い外国人、75%以上が熱中症に ──なぜ和傘の貸し出しを始めたのですか。 曽根 今年で3年目になるこのプロジェクトでは、熱中症対策の一つとして、日傘で熱や日差しから体を守ることをおすすめしています。対象の日本庭園内に和傘のレンタルスペースを設けて、訪れた人が和傘を持ってお庭をまわれるというイベントです。 過去2万人以上の方にご参加いただいています。 ──今年からターゲットを訪日外国人にしたのは、やっぱり外国人が暑さに弱いからですか。 曽根 そうですね。私たちが2016年に在留外国人200名に対して行った調査では、75.5%の方が「日本で熱中症を経験したことがある」と答えています。 ──えっ、4人中3人が熱中症になってるんですね。暑くて頭がボーッとするとか? 曽根 めまいや顔のほてり、筋肉のけいれん、だるさ、吐き気、汗のかき方がおかしいなどの症状をまとめて、日本では熱中症と呼んでいま
活発な梅雨前線の影響で、九州から北陸、関東甲信にかけて広く活発な雨雲がかかっています。降り始め(6月28日)からの雨量が高知県本山町では1000ミリ近くに達しました。四国だけでなく、九州から東海の所々で500ミリを超すような大雨となっています。また、沖縄や北海道も活発な雨雲がかかり、所々で大雨となっています。 前線は8日(日)頃にかけて本州付近に停滞し、活発な雨雲がかかり続けるでしょう。今回の雨は「滝のような非常に激しい雨が断続的に数日間続き、記録的な大雨」となる可能性があります。 6日(金)午後6時までの24時間に予想される雨量はいずれも多い所で、東海や四国で400ミリ、近畿や関東甲信の山沿い中心に300ミリ、北陸や九州で250ミリ、中国地方200ミリ、沖縄で150ミリです。さらに雨量は増える予想で、7日(土)午後6時までの24時間に予想される雨量は四国で300ミリから400ミリ、北陸、
きょう29日、気象庁は関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。平年(7月21日ごろ)より22日早く、昨年(7月6日ごろ)より7日早い梅雨明けです。関東甲信地方が6月に梅雨明けするのは初めてのことです。(これまで関東甲信地方で最も早く梅雨が明けたのは2001年の7月1日でした。) 梅雨の期間(梅雨入りした6月6日から梅雨明け前日の6月28日まで)の日数は23日と、1978年(6月11日から7月4日まで)に並んで1番の短さです。 ※梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の移り変わりの期間があります。 ※梅雨入り・明けの時期は、秋に再検討され、見直されることがあります。
週末の関東甲信は、晴れて行楽日和。昼間は気温も上昇して今年初の「真夏日」になる所もあるなど、7月並みの記録的な暑さに。朝と日中の気温差も大きくなるでしょう。 今週末(21日、22日)の関東甲信地方は広く晴れるでしょう。日中は日差しがたっぷりと届き、絶好の行楽日和。先週末(14日、15日)は荒れた天気でレジャーを断念した方も、今週末は屋外でのイベントを思いっきり楽しむことができそうです。 この週末の日本付近は、北に低気圧、南に高気圧の「南高北低」の気圧配置になります。こうした気圧配置の時は、南から暖かい空気が流れ込み、気温もグンと高くなります。関東甲信は、広く25度以上の「夏日」に。内陸の埼玉県熊谷市、群馬県前橋市、山梨県甲府市などでは、今年初めて最高気温が30度以上の「真夏日」になる可能性があります。もし前橋市や甲府市で2日連続真夏日になれば、4月としては観測史上初めてのこと。この週末は、
3月に入り、発達する低気圧の影響で、度々春の嵐になっていますが、明日(8日)から10日(土)にかけてまた荒れた天気になるでしょう。 今回も南から暖かく、湿った空気が次々と流れ込むため、太平洋側を中心に広い範囲で激しい雨が降り、非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。激しい雨や非常に激しい雨とは傘が役に立たないような降り方で、道路が川のようになってしまうこともあります。特にアンダーパスなど低い道路の冠水に注意が必要です。 また、今回の低気圧は動きが遅いため、雨が長い時間降る予想で、大雨となる恐れがあります。沿岸部を中心に風も強く、横殴りの雨になるでしょう。交通機関への影響にも注意が必要です。 【九州・四国】明日(8日)は一日雨で、昼頃から夜にかけて激しい雨の降る所があるでしょう。9日(金)にかけて断続的に雨が降りそうです。 【中国・近畿・東海・北陸】明日(8日)は昼前から雨が降りだし、夜は雨脚
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ロシアの極東やシベリアの各地では、先週から大寒波に見舞われていて、このうち極東のサハ共和国では、気温が氷点下65度を記録するなど、厳しい寒さとなっています。 現地のメディアによりますと、極東のサハ共和国では、氷点下65度を記録し、車が故障したため道端を歩いていた20代の男性2人が凍死したということです。 サハ共和国の中心都市ヤクーツクでは、寒さで空気中の水蒸気が凍って視界が悪くなる中、市民が帽子を目深にかぶって身をすくめながら歩いていました。 男性は、「セーターや靴下など、なるべく暖かいものを身に着けるようにしています」と話していました。 寒さのため、各地で学校の休校が相次ぐなど市民生活への影響も出ていて、ロシア非常事態省は、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。 ロシアでは、過去にサハ共和国オイミャコンで氷点下71度2分という世界で最も低い気温を記録していて、この冬はその記録に迫る
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台風5号はゆっくりと複雑な動きをしながら、小笠原諸島付近を通過し、週末にかけて北上し日本に接近する予想です。 予報円にはまだ出てこない「6日(日)以降は一体、どこへ進むのか?」が気になるところですが、各機関の情報を見てみると… ◆各国の予想13パターン、意見割れる 図は、台風を監視する世界各国機関による5号の進路予想をまとめたものです。 東日本へ進む・西日本へ進む・沖縄方面へ進む・東の海へ離れるモデルとバラつきがあることが分かります。 なぜここまでバラつくのか。 台風は太平洋高気圧の周りを沿うように進むため、高気圧の大きさ・位置を計算できるかが、進路予想に大きく影響します。 通常はこの高気圧の大きさ・位置が見当がつきやすいため、各国の進路予想にここまでの大きな違いはみられません。沖縄の南からカーブを描いて右曲がりに接近するコースが、よく見る予想です。 一方で今回は高気圧の大
福岡県や大分県で大きな被害が出た2週間前の記録的な豪雨について気象庁は、19日、「平成29年7月九州北部豪雨」と名付けました。 翌6日昼前までの24時間に降った雨の量は、福岡県朝倉市で545ミリを超えたほか、大分県日田市でも370ミリに達し、いずれも平年の7月1か月分を大幅に上回る記録的な豪雨となりました。 この豪雨について、気象庁は、19日、「平成29年7月九州北部豪雨」と名付けました。気象庁が豪雨災害で名称をつけるのは、おととしの「平成27年9月関東・東北豪雨」以来で、「九州北部豪雨」と名付けられるのは、5年前の平成24年以来、2回目です。 こうした豪雨の命名について、気象庁は、「損壊家屋1000棟程度以上、浸水家屋1万棟程度以上」などの顕著な被害が起きた場合に行うとしていますが、今回は、今のところ、この目安に達していません。しかし、このほか、「相当な人的被害が生じた場合」や「特異な気
雷の発生が予想される地域の情報について、気象庁は、地上の気象レーダーに加え気象衛星の観測データを用いることで、急速に発達する雨雲にも対応できるよう精度を高めた情報をきょう午後から発表します。 このため、気象庁は、レーダーに加え気象衛星「ひまわり8号」で得られる雨雲の高さのデータや、雷の発生につながる氷の粒が雲にどれだけ含まれているかといったデータを活用することで、夏場の日中に発生する雷の予想の精度が高まるようシステムを改善しました。 気象庁によりますと、これまで、事前に発生が予想できなかった雷のうち、およそ3分の1のケースで平均20分程度早く発表できるようになるということです。気象庁予報課の傍嶋明突風情報管理係長は「ホームページの情報に注意して、雷鳴が聞こえるなどした場合は建物の中に入るなど、安全を確保してほしい」と話しています。 この精度を高めた雷の情報は、19日午後2時から発表されます
土砂災害、浸水害、洪水災害からあなたやご家族の命を守るための情報「キキクル(危険度分布)」のページです。大雨警報、洪水警報、土砂災害警戒情報等が発表されたときに、実際にどこで危険度が高まっているかを地図上で一目で確認することができます。
全米で自治体が反旗=温暖化対策、独自に-パリ協定離脱 【ニューヨーク時事】トランプ米大統領が地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」から離脱すると表明したことを受け、米国内で政権の方針に反旗を翻し、履行維持を表明する自治体が続出している。自治体同士が連携し、独自に温暖化対策を進める動きも出始めた。 「私はピッツバーグ市民の代表だ」。トランプ大統領は離脱表明時、鉄鋼業の不振に苦しむペンシルベニア州ピッツバーグに寄り添う姿勢をアピールした。しかし同市のペドゥート市長はツイッターで、「市長として市民や経済、将来のためパリ協定の指針に従う」と早々に協定順守を表明した。 米メディアによると、トランプ氏の離脱表明後、少なくとも10州、83市以上がパリ協定履行支持を表明した。AFP通信によると、米有権者の69%が米国のパリ協定参加を支持しているという調査もある。世論の後押しも背景に、政権の離脱方針と一
平成29年2月8日 9日からの大雪に備え、下記のとおり、ドライバー等の皆様への呼びかけについてお知らせします。 ○9日から12日頃にかけて、強い冬型の気圧配置となる影響で、西日本の日本海側を中心に大雪となる見込み。普段雪の少ない西日本の太平洋側や東海地方の平野部でも積雪のおそれ。 ○大雪による立ち往生等に警戒が必要です。 ○不要不急の外出は控えるとともに、やむを得ず運転する場合には、冬用タイヤやチェーンの早めの装着をお願いします。 ※別添もご参照ください (全般)国土交通省水管理・国土保全局 防災課 災害対策室 防災企画官 田中 克直 TEL:03-5253-8111 (内線35762) 直通 03-5253-8461 FAX:03-5253-1608 (気象の見通しに関すること)気象庁予報部 業務課 気象防災情報調整室 室長 千葉 剛輝 TEL:03-3212-8341 (内線3105)
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