デンマーク領グリーンランド・イルリサット沖に浮かぶ氷の塊(2005年8月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/SCANPIX/BENT PETERSEN 【9月23日 AFP】デンマーク領グリーンランド(Greenland)の氷床がこれまで考えられていたより約7%速いペースで解けていることが、科学者らが今週発表した研究論文で明らかになった。 米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に掲載の論文は、南極(Antarctica)に次いで世界で2番目に大きいグリーンランドの氷床融解による、海面上昇への影響増に懸念を示した。 2003年から2013年の間にグリーンランドで消失した氷については、これまで2500ギガトン(2兆5000億トン)と考えられていたが、実際には2700ギガトン(2兆7000億トン)だったことが分かった。すなわち氷床の年間消失量は、これまでの推定
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