英バーミンガムで開催のドッグショーに犬2匹を連れて訪れた男性(2015年3月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/OLI SCARFF 【10月20日 AFP】イヌが人間にとっての「最良の友」となった場所は、中央アジア、特に現在のネパールとモンゴルにあたる地域の可能性が高いとする研究結果が19日、発表された。 1万5000年以上前にユーラシア(Eurasia)大陸のハイイロオオカミから進化したイヌが、群れをなして放浪していた野生から、人間の主人の前でおすわりをする家畜へと歴史的飛躍を遂げた場所とそのプロセスをめぐっては、幾度となく議論が繰り返されてきた。 米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された研究論文は、イヌが初めて家畜化された場所に関する長年の謎の解明を目指した今回の研究を「世界のイヌ科動