サウジアラビアで起きた石油関連施設への攻撃を受けて、ロンドンやニューヨークの原油市場では、国際的な原油価格が先週末に比べて10%前後、大幅に値上がりして取り引きされています。 これを受けて、週明けのロンドン原油市場では、取り引き開始直後は、先週末に比べて18%以上高い、1バレル=71ドル台まで急激に値上がりしました。 また、ニューヨーク原油市場でも国際的な原油取り引きの指標のひとつである、WTIの先物価格が1バレル=63ドル台と、こちらも先週末に比べて15%の大幅な上昇を記録しました。 その後はいくぶん落ち着きましたが、日本時間の午前11時現在、どちらの市場も先週末に比べて、10%前後値上がりして取り引きされています。 市場関係者は「アメリカが石油備蓄の放出を準備すると明らかにしたことで、急激な上昇には歯止めがかかったが、サウジアラビアの生産能力について詳しい状況が明らかになれば、さらに値