この画像を大きなサイズで見る 科学者はいつの世でも体を張っていたようだ。体を張って死の直前の意識がなくなるまで、その記録を克明につづり続けた。 イリノイ州シカゴ出身のカール・P・シュミット博士(1890年6月19日~1957年9月26日)は、フィールド自然史博物館の主任学芸員も務めた高名なヘビの研究者だった。ある日彼は、鑑定を依頼された猛毒ヘビのブームスラングに噛まれた。なんとシュミット博士は、自分の身体に起きている症状を詳細に記録しながら、そのまま命を落としている。 ここで紹介する動画はそんなシュミット博士の物語である。 Diary of A Snakebite Death シカゴ・デイリー・トリビューン誌 1957年10月3日 「蛇の専門家カール・P・シュミット博士が蛇に噛まれ、死に向かいながらも毒の影響を克明に記す」 この画像を大きなサイズで見る 以下は、好奇心のせいで治療が遅れ、命