ドイツ・フランクフルト(Frankfurt)で開催されたペット展で披露されたマダガスカルゴキブリ(2011年6月17日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/FRANK RUMPENHORST 【11月12日 AFP】大型のゴキブリは強力な咬合(こうごう)力を持っているとの研究結果が11日、発表された。顎がかみ砕く力は人間の5倍、ゴキブリ自身の体重の50倍に相当するという。 ただ、ゴキブリがいつも、そのように激しい力でかみついているわけではない。 米科学誌「プロスワン(PLoS ONE)」に掲載された研究論文によると、ゴキブリは木材などの硬い物質をかみ砕く必要がある場合に限り、大きな負荷のかかる反復作業に必要とされる力の引き上げを行うために、顎にある特定の遅筋(ちきん)繊維を稼働させるという。 論文主執筆者の英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)動物学部
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