呼吸する仕組みを持たず、どのようにして生きているのか分からない常識外れの微生物を発見したと海洋研究開発機構などの国際チームが発表した。 生命誕生の謎の解明につながる可能性があるという。英科学誌電子版に発表した。 チームは米カリフォルニア州の山で、地下深部からの湧き水に含まれる微生物を採取。ゲノム(全遺伝情報)を調べたところ、16種類の微生物は呼吸をつかさどる遺伝子がなかった。うち4種類は体内でエネルギーを生産するための遺伝子も見当たらなかった。これらが生命を維持する仕組みは全く分からないという。 この湧き水は、地球のマントルの成分のかんらん岩と水が反応してできた。強いアルカリ性で酸素をほとんど含まず、生命にとって極めて厳しい環境だ。 生命が誕生した約40億年前の地球は、よく似た環境だったとされる。
「37兆2000億個」の内訳や、人体の細胞数をめぐる研究についての記事「ヒトの細胞の個数を求める」もどうぞ。 画像作者:Kyle McDonald おとなの人の細胞の数は、長いこと「およそ60兆個」といわれていました。まずまず切りのよい数として、生物学に興味のある人などにはよく知られる数値です。 しかし、実際のおとなの人の細胞の数は、60兆個よりもかなり小さいということが2013年末ごろよりいわれています。 『人体生物学紀要』(Annals of Human Biology)という雑誌の2013年11・12月号に、イタリアの生物学者エヴァ・ビアンコニを筆頭著者とする「人体の細胞数の推定」(An estimation of the number of cells in the human body)という論文が載りました。 この論文によると、つくりの単純な生物の細胞数はよく知られているものの
【ワシントン=三井誠】人間のiPS細胞(人工多能性幹細胞)をブタの受精卵などに入れ、人間の細胞が入ったブタの胎児を作ることに初めて成功したとする研究成果を、米カリフォルニア州のソーク研究所などのチームが発表した。 ブタの体内で人間の臓器を作り、移植する医療の実現につながる成果だが、倫理的な問題もはらんでおり、議論を呼びそうだ。論文は26日の米科学誌「セル」に掲載される。 研究チームは、人間のiPS細胞を注入したブタの受精卵など1466個を、41匹のブタの子宮に戻し、3~4週間成長させた。このうち186個が成長して胎児となり、67匹の胎児で人間の細胞が見つかった。ただし研究者によると、数はブタの細胞10万個あたり人間の細胞1個以下で、ごく少ないという。
2015年08月03日 03:45 カテゴリサイエンス最前線〜生物工学 生きた細胞からレーザー光線?! Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 【生きた細胞からレーザー光線?!】7月29日・米ハーバード大医:光共振器として、細胞内に注入されたポリスチレン微粒子、人工油滴、あるいは脂肪細胞がもつ天然の油滴を使い、細胞内からレーザー光を発信することに成功した。 http://t.co/LvK3KvCa8U— サイエンスあれこれ (@sarekore) 2015, 8月 2 【生きた細胞からレーザー光線?!】 7月29日・米ハーバード大医: レーザーの基本原理は、エネルギーの弱い励起光が光共振器(筒の両端に2枚の鏡、内1枚は半透鏡を向い合せにした構造)の中で、ポンピング(電子をより高いエネルギー準位に持ち上げること)された溶質からの
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