前日に行われたアメリカ大統領選でドナルド・トランプ氏が大統領に選ばれ、同時に行われた連邦議会選挙では、上院で共和党が多数の議席を確保することになった。 そんな悪夢さめやらぬ9日の朝、映画監督のマイケル・ムーアが「一夜明けた朝のToDoリスト」をFacebookに投稿した。この、ムーアが考える「今やるべき5つのこと」が、現段階で16万人以上にシェアされている。強い言葉が、意気消沈した民主党支持者を力づけているのかもしれない。
![マイケル・ムーアが投稿した「選挙に負けた今やるべき5つのこと」、16万人以上がシェア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ab4d71256473124f942b403aeb3e6942fd42b74c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c637a423b000033046b141e.jpeg%3Fops%3D1200_630)
敗者は、いつもと変わらぬ笑顔を浮かべて会場に入ってきた。 アメリカ大統領選でドナルド・トランプ氏に敗れたヒラリー・クリントン氏が、一夜あけた現地時間11月9日、支持者たちに敗戦の弁を語った。 いつものように夫と娘とともに姿を現し、壇上に立ったクリントン氏。満場の拍手に笑顔を浮かべ、右手を上げて答えた。まるで勝者のように。 最初にトランプ氏について「彼がアメリカ大統領として成功することを望む」と勝利を祝福した。その上で、大統領選をともに戦った支持者に感謝の言葉を述べ、憲法に基づく、民主党から共和党への平和的な権力の移譲を訴えた。 選挙戦の結果が明らかになった直後から、トランプ氏に対する抗議デモが各地で発生している。そのことを念頭に置いた発言だったのかもしれない。 クリントン氏は「憲法に基づく民主主義」について、もう一つ付け加えた。 「憲法に基づく民主主義は、私たちの参加を求めます。4年に1度
米ノースカロライナ州ヒッコリーで選挙集会に臨んだドナルド・トランプ氏(2016年3月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Image/Sean Rayford〔AFPBB News〕 メキシコに費用を負担させて国境に壁をつくるといった荒唐無稽な政策を掲げ、アメリカ最大のタブーである人種差別の姿勢すら隠そうとしない候補者が、多くの国民の喝采を浴びている。 アメリカ史上かつてない異常事態ともいうべき状況にどう対応すればいいのか、トランプ氏の対立候補以外にも大いに困惑し悩んでいる人たちがいる。 トランプ政権入りを目論んでいるのは誰だ 共和党の指名候補争いの序盤戦「スーパー・チューズデー」でトランプ氏が華々しい勝利をおさめた翌日、トランプ氏への反旗を高々と掲げた人たちがいた。 長年アメリカの外交・安全保障政策を支えてきた有識者60人が、トランプ氏の排外的な外交政策はアメリカの安全を危機
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの序盤戦のヤマ場となるニューハンプシャー州の予備選挙は開票が始まり、ABCテレビは、民主党ではサンダース上院議員が、共和党ではトランプ氏が勝利を確実にしたと伝えました。 アメリカABCテレビによりますと、与党・民主党は集計率5%で、格差の是正を前面に掲げるサンダース上院議員が53.3%、女性初の大統領を目指すクリントン前国務長官が44.5%となっています。 そして、ABCテレビは、事前の情勢取材や当日の出口調査の結果を踏まえ、サンダース氏が勝利を確実にしたと伝えました。 先週行われた初戦のアイオワ州の党員集会でクリントン氏と大接戦の末、僅差で敗れたサンダース氏が地元に近いニューハンプシャー州を制したことで、今後、2人の争いが激しさを増すことになりそうです。 一方、野党・共和党は集計率3%で、不動産王のトランプ氏が34.3%、オハイオ州のケーシック知事が1
来年の米大統領選に向けた共和党候補者指名争いで、不動産王のドナルド・トランプ氏に対する世論調査の支持率が上昇し、出馬表明以降初の4割台を記録した。調査は同氏の「イスラム教徒の入国禁止」発言後に実施したもので、発言が追い風となった格好だ。 米モンマス大が14日に発表した世論調査によると、トランプ氏の共和党支持層からの支持率が、前回10月の28%から41%に上昇した。トランプ氏は7日、暫定的措置としながらも「イスラム教徒の米国への入国を全面的かつ完全に禁止する」との声明を発表。調査は10日から13日まで実施したもので、この声明後の同氏の支持率が示されたのは同大の調査が初めてだ。 トランプ氏の「イスラム教徒入国禁止」の声明をめぐっては、米NBCとウォールストリート・ジャーナルが10日に発表した共同世論調査で、「反対」が57%で過半数を占め、「賛成」は25%にとどまったが、共和党支持層では「賛成」
ダニエル・スナイダー●スタンフォード大学ショレンスタインアジア太平洋研究センター (APARC)研究副主幹を務めている。『クリスチャンサイエンス モニター』紙の東京支局長・モスクワ支局長、『サンノゼ・マーキュリー・ニュース』紙の編集者・コラムニストなど、ジャーナリストとして長年の経験を積み、現職に至る。 ――安倍首相率いる自公連立政権が安定多数を獲得しましたが、自民党はいくつか議席を失い、公明党と合わせてもそれほど議席数は増えていません。安倍首相は選挙を行ったことで何を得て、失うものがあったとしたら何を失ったといえるのでしょうか。 安倍首相にとって、今回の選挙は権力の維持がすべてです。安倍首相が総理大臣の地位に留まり続けるうえでの最大の脅威は、野党ではなく与党に潜んでいます。主に経済動向に左右され、世論調査の形で表れる支持率が低下すると、安倍首相に対する自民党内部からの圧力は強まります。
米国の上下院議員や州知事らを選ぶ中間選挙は、4日夜(日本時間5日午前)から開票が始まった。オバマ政権の支持率が低迷する中で、複数の米メディアは、野党の共和党が下院の過半数を確保したほか、上院も過半数に達したと報じた。今後共和党が議会の主導権を握ることで、オバマ政権は一層苦しい立場に立たされることになる。 上院は全100議席のうち36議席が改選された。改選前は民主党系が過半数の55議席を握っていたが、CNNなどによると、共和党が現有の45議席から上積みし、米東部時間の4日午後11時35分(日本時間5日午後1時35分)現在で非改選と合わせて過半数の51議席に達した。 ケンタッキー州で共和党上院院内総務のミッチ・マコネル氏が民主党新顔のアリソン・グライムス氏を破ったほか、ジョージア州やカンザス州など接戦となった州を相次いで制した。マコネル氏は勝利演説で「現政権は人々の信頼を失っている。この国の方
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