豪北部特別地域(準州)にあるニューカッスル・ウオーターズ牧場内の牧場管理技術試験場(2013年9月28日撮影、2015年10月22日提供)。(c)AFP/COOPERATIVE RESEARCH CENTRE FOR REMOTE ECONOMIC PARTICIPATION/Sally LEIGO 【10月22日 AFP】面積が欧州の1か国ほどもある広大な牧場を持つオーストラリアの牧畜業者たちが、宇宙から牛や牧草地の管理ができるようになる「画期的な」技術が開発された。 官民の出資によって開発されたこの最新技術は、頭上を通過する衛星に搭載した装置を経由して家畜の体重を毎日、計量・記録し、牧草の状態を観測する。豪州の牧場は面積があまりに広いうえ、遠隔地や厳しい自然環境にあることから、そうした管理はこれまで不可能だった。 例えば、北部特別地域(準州、Northern Territory)にある