東京駅と成田空港を片道1000円で結ぶ格安バス2路線が統合します。激しく競合しながら人気を集めてきた両者は、なぜ統合に至ったのでしょうか。旧来の「リムジンバス」とのすみ分けも含め、成田アクセスはますます変化しそうです。 どちらも片道1000円「東京シャトル」「THEアクセス成田」統合 東京駅と成田空港を結ぶ空港連絡バスのうち、低運賃で人気を集めていたふたつの路線が、2020年2月1日(土)に統合されることが各事業者から発表されました。京成バスなど3社が共同運行する「東京シャトル」と、平和交通やジェイアールバス関東などが共同運行する「THEアクセス成田」の2路線です。 統合後の新しい路線愛称は「AIRPORT BUS『TYO-NRT』(エアポートバス東京・成田)」。東京発、空港発合わせて毎日284便と、国内の高速バスや空港連絡バス路線のなかでは群を抜く便数となり、引き続き片道1000円(早朝