タグ

ブックマーク / xtrend.nikkei.com (18)

  • スシロー、くら寿司はなぜ強い すしチェーンをデータで徹底比較

    コロナ禍で打撃を受けた外業界だが、回転すしチェーンはいち早く回復に向かった業界だ。回転すし業界の市場シェア、1店舗当たり売上高、利用客の評価、他の外とのコスト構造の違いなど、ビジュアル資料を基に業界を読み解いていく。 2021年12月1日の水曜午後3時、取材を終えた記者は遅めのランチを取ろうと、回転すしチェーン「スシロー」に向かいがてら、スシローアプリを立ち上げ「来店予約」をタップ。ところが午後3時台というアイドルタイムにもかかわらず予約で満席だ。アプリトップページに戻ると、「平日15時~、黄皿100円(税込100円)が禁断の90円(税込99円)! 12月10日(金)まで」の告知バナーが目に飛び込んできた(※都心型店舗は税込132円が同119円)。 <前回(第1回)はこちら> この日は断念して2日後、渋谷での取材帰りに立ち寄ると決めて前もってアプリで渋谷駅前店に予約を入れた。21年6月

    スシロー、くら寿司はなぜ強い すしチェーンをデータで徹底比較
  • 2021年ヒット商品ランキング 日経トレンディが選んだベスト30

    2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。毎日のように新型コロナウイルスの感染者数が報道され、人々が自粛に飽きた21年。「Z世代」が発端となり、映画ゲーム漫画などで、新たな消費行動が開花した。外観を変えない安心感と機能の革新性を両立した製品が数多くヒットするとともに、「動画映え」しやすい、インパクトの大きな製品にも人気が集まった。激動の時代にもかかわらずヒットした30商品を紹介する。 ※日経トレンディ2021年12月号の記事を再構成 2020年4月に最初の緊急事態宣言が発出されて約1年半。特に21年の1~9月は、緊急事態も重点措置も全国的にない“普通の日”が僅か28日しかなかった。20年は「巣ごもり消費」が盛り上がったが、ほとんどの家庭は巣ごもりに必要なものを最初の1年で購入。2

    2021年ヒット商品ランキング 日経トレンディが選んだベスト30
  • 無印やミズノ…蒸れない夏マスクが続々登場 ユニクロも参戦

    新型コロナウイルス対策として必需品となったマスク。梅雨、そして猛暑到来を前に、蒸れない「夏マスク」の需要も高まる。こうした動きを見越し、2020年5月以降、様々なメーカーが相次いで夏マスクを発売し始めた。6月19日にはユニクロも「エアリズムマスク」を発売。購入希望者が殺到した。 使い捨ての不織布を使った一般的なマスクとは異なり、どれも自社の素材を活用した個性的な布製のマスクばかり。何度も洗えたり、夏の暑さでも蒸れずに心地よく装着できたりする、といった特徴を持つ。発売後すぐに完売するものもあるほどの人気だ。 各メーカーがマスクの市場に参入する最大の理由は、コロナ禍における社会的な必要性のため。だが、マスクを通じて自社の存在感や素材の特徴をPRする絶好の機会と捉えている担当者も少なくない。「マスクの売れ行き以上に、当社のメッセージや素材の特徴が伝わったことに対する効果が大きかった」「マスクで当

    無印やミズノ…蒸れない夏マスクが続々登場 ユニクロも参戦
  • ナイキが「ほぼゴミ」からシューズを開発 日本でも夏発売

    米ナイキが米ニューヨークで発表したのは厚底シューズだけではない。ほぼすべての材料を廃棄物、つまり“ゴミ”から再生した原料で作ったシューズも明らかにした。気候変動がスポーツイベントや選手に与える影響に対処する姿勢を明確にしたものだ。

    ナイキが「ほぼゴミ」からシューズを開発 日本でも夏発売
  • 知られざる超人気歌手「まふまふ」 2020年に大ブレイクへ

    ※日経トレンディ 2019年12月号の記事を再構成 日経トレンディが選んだ「2020年ヒット予測ランキング」6位は「まふまふ」。まふまふはネットが主戦場の“ひきこもり”。ただし、人気は「ドーム級」。強い共感を生む歌詞で若者の支持を集める「知られざる超人気アーティスト」の革命を3月、大衆が目の当たりにする。 【6位】“ひきこもり”の旗手 まふまふ 知られざる超人気アーティストの存在を、大衆が目の当たりにする 一人の“ひきこもり”が2020年、東京ドームで革命を起こす。その名はまふまふ。ネットを中心に活動してきた、音楽アーティストだ。 彼の出発点となったのは、ニコニコ動画などにある「歌ってみた」という動画投稿の文化。初音ミクなどのボーカロイドが歌うことを前提に作られ、人が歌うには難しい音域やテンポの「ボカロ曲」を歌いこなす技巧などを披露する場だ。のどに覚えのある若者たちがここに集まり、まふまふ

    知られざる超人気歌手「まふまふ」 2020年に大ブレイクへ
  • ネットをざわつかせる謎の家電メーカー・ライソンの正体とは?

    東大阪市の新興家電メーカー・ライソン。2万台以上を売り上げたペヤング専用ホットプレートや、巨大わたあめ機、ポップコーンメーカーを応用したコーヒー豆の焙煎機など、ネットをざわつかせる製品を連発している。面白いアイデアがどう生まれて製品化に至るのか、小口氏が同社社長と開発担当者を直撃した。 小口: ライソンとして家電事業が独立したのは2018年。その前はピーナッツ・クラブという会社で家電を作られていました。 山俊介さん(以下:山): ピーナッツ・クラブはゲームセンターの景品などバラエティー商品を販売している会社です。ラジコンやぬいぐるみなどを中国から輸入し、ドン・キホーテ(ドンキ)さんやディスカウントストアさんに卸しています。 もともとは、吉名電工という社名で、1970年代は車のオーディオ部品を作っていました。創業者から今のオーナーに代わった際に玩具店を始め、「殻を破る」という意味を込めて屋号

    ネットをざわつかせる謎の家電メーカー・ライソンの正体とは?
  • 無印良品が売る「小屋」に問い合わせ相次ぐ 狙いは二拠点生活者

    無印良品」のブランドで生活雑貨や料品など、衣住にまつわるあらゆるジャンルに進出している良品計画。同社が住領域の新たな商品として手がけたのは、6畳ほどの簡素な「小屋」だ。 「無印良品の小屋」(材料費、施工費込みで税込み300万円~)。「無印良品銀座」など、全国約5店舗で取り扱い。沖縄県を除く46都道府県で建築可能だが、積雪量などの気象条件によっては建てられない場合もある 6畳弱、掃き出し窓と窓のみの「小屋」 「無印良品の小屋」は室内の広さ約9.1平方メートル。およそ6畳のワンルームで正面に大きな掃き出し窓、奥に小さな窓があるだけだ。価格は材料費と施工費込みで税込み300万円から。断熱仕様や防犯ガラスを使った防犯仕様も選べる。2017年4月に関東近郊エリア限定で発売したところ、全国各地から問い合わせが相次ぎ、19年4月から沖縄県を除く46都道府県に販売エリアを拡大した。 オプションで電源

    無印良品が売る「小屋」に問い合わせ相次ぐ 狙いは二拠点生活者
  • 「Zenly」で友達に位置情報を全見せ 女子高生など若者が夢中

    通信環境と端末の進化によって、SNSは文字から画像、動画をシェアするツールに変化した。動画時代を謳歌する10代はさらに新たなコンテンツを共有している。それが位置情報だ。常に相手とつながり続けることに抵抗はないのか。垣間見えたのは「今どこ?」の連絡すら面倒と感じる若者の心理だった。 アクションしなくても位置情報が伝えられる 自分の知り合いが今どこにいるのか、地図上で24時間確認できるアプリがある。それが「Zenly(ゼンリー)」だ。2019年5月21日現在、Android版のダウンロード数は500万を突破し、App Storeでもソーシャルネットワーキング部門のランキングLINEに次いで第2位につけている。 Zenlyは2015年にフランスZenly社が開発した、電話番号やIDをベースにつながった人の現在地を確認できる位置情報共有アプリ。FacebookやWeChatにも位置情報を共有し、

    「Zenly」で友達に位置情報を全見せ 女子高生など若者が夢中
  • 「nanaco」からの脱却 セブンのスマホ決済「7pay」に3つの狙い

    相次ぐ参入、巨額を投じたマーケティング施策と、2018年から熱が冷めることのないモバイル決済市場。いよいよセブン&アイ・ホールディングスも参入する。同社は19年7月、子会社を通じてモバイル決済サービス「7pay」を開始する。データ基盤を整備し、CRMを強化するのが狙いだ。 19年4月4日発表の予定通りに7payが始まれば、まずは既存のスマートフォン向けアプリ「セブン-イレブンアプリ」で利用可能になる。セブン-イレブンアプリのメニューで7payのボタンをタップすると、バーコードが表示される。そのバーコードを買い物時にレジで読み取ってもらうだけで、支払いが完了する仕組みだ。

    「nanaco」からの脱却 セブンのスマホ決済「7pay」に3つの狙い
  • ワークマン驚異の原価率65% アマゾンに定価で勝てるモノづくり

    職人御用達のイメージが強かったワークマンが、時代の先端に躍り出た。2018年9月、一般向けの新業態「ワークマンプラス」の出店を開始。プロ品質のカジュアルウエアが激安価格で並び、ワークマンから縁遠かった消費者が飛びついた。他社がまねできない安さは、綿密な計算の上に成り立っている。 日経トレンディ「2019年ヒット商品ベスト30」1位に「ワークマン」が選ばれた。「ポストユニクロ」との評価も高い同社の強さの秘密に迫った特集記事を紹介する。(2019年11月1日追記) 知られざるベストセラーがある。ワークマンの商品カタログだ。発行部数は約40万部。春夏と秋冬で商品を入れ替えるため、年間80万部を発行している。 このカタログはインターネット上でも公開しており、「ネットではそれ以上の方が見ている。しかも全100ページ程のうち8割のページが読まれている」。こう語るのは、ワークマンの土屋哲雄常務だ。カタロ

    ワークマン驚異の原価率65% アマゾンに定価で勝てるモノづくり
  • チャットボットの仕組みとは?なぜブームか? メリットや成功事例、費用などを解説

    チャットボットとは何か 「チャットボット」とはテキストや音声を通して人と話ができるシステムあるいはツール。「対話(chat)」と「ロボット(bot)」を組み合わせた造語。 対話に必要な知識を集めたデータベースを準備すれば、24時間365日、音声やチャットの自動応答によって「問い合わせ」や「注文」などの作業を代行できる。企業にとっては既存のFAQとは異なり、ユーザーの曖昧な言い回しからでも、自社の製品やサービスに関して応答できる。 AIの進歩により、以前に比べて実用性の高いレベルで話せるまでに進化したなどの理由から、マーケティング・ツールとしての認知度や重要度が高まり、チャットボットを研究・開発する企業、導入する企業が急増している。 チャットボットの種類・仕組み チャットボットは、ユーザーから求められる対話の内容によって、2つのタイプに分かれる。 ● 対話タイプ(1):タスク指向型(質問応答

    チャットボットの仕組みとは?なぜブームか? メリットや成功事例、費用などを解説
  • 30年越しの夢 ナイキ「スマート靴」の衝撃

    その時々で自分が求めるフィットに変えられる“リアルタイムパーソナライズ”が現実に――。ナイキのスマートシューズ「ナイキ アダプトBB」は自動で個々人に合ったフィットに調整できるだけではなかった。 のフィット感を自分好みに調整できる――。ナイキが3月中旬に発売するシューズ「ナイキ アダプトBB」(以下、アダプトBB)の大きな特徴はパワーレース(自動ひも調整)機能を搭載し、個々人に合ったフィットに調整できること。つまりフィットのパーソナライズだ。 特集の第1回で述べたとおり、パワーレース機能を搭載したシューズは、同社が2017年に発売した「ナイキ ハイパーアダプト1.0」もある。しかし、実際に履いてみると、両者の履き心地は全く異なる。ハイパーアダプト1.0が足の甲の部分を中心に締まる従来のひもを締めるのと似た感覚なのに対し、アダプトBBはかかとを中心にがっちり固められるという印象。文字通

    30年越しの夢 ナイキ「スマート靴」の衝撃
  • キリン月額制ビールに見つかった欠陥 改善に費やした1年の苦闘

    工場直送のビールを家庭用サーバーで楽しめるキリンビールの「ホームタップ」。開始直後から申し込みが殺到したが、2017年秋から1年超にわたり会員募集を停止した。その裏には、サーバーの仕様の抜的な見直しがあった。再開への苦闘から、サブスクリプション事業を成功させる要因を探った。 1万5000人待ちの月額制ビール(関連記事)として話題を呼んだキリンビールの「ホームタップ」が帰ってくる。ホームタップは月額の会費を払うことで、家庭用ビールサーバーを借りられ、サーバー専用の「一番搾りプレミアム」が毎月届くサービスだ。ビールは工場から直送されるため、詰めたての味を家庭で楽しめる。この新しい価値は、ビール愛好家から支持を集めた。 ところが好調ぶりとは裏腹に、キリンは2017年秋からホームタップの会員募集を停止した。1年以上も同サービスの再開に向けた情報提供がなかったため、消費者からはサービスの継続を案ず

    キリン月額制ビールに見つかった欠陥 改善に費やした1年の苦闘
  • 電動工具「マキタ」の掃除機が売上111倍 口コミで広がる理由

    大掃除の季節である12月は、掃除器具にニーズが集まる。日経クロストレンドがヤフーの協力を得てECモール「Yahoo!ショッピング」の2018年12月の購買データをランキング化した結果、ロボット掃除機「ルンバ」が前月比301倍、マキタのコードレス掃除機は同111倍と驚異的な売れ行きだったことが分かった。

    電動工具「マキタ」の掃除機が売上111倍 口コミで広がる理由
  • キユーピー「サラダ塩」 は家庭の食卓に定着するか

    ここ数年、サラダ専門のチェーン店が急激に店舗数を伸ばしている。そんななかキユーピーが2018年2月16日、サラダ用の調味料「サラダソルト」シリーズを発売した。同社家庭用部 調味料部 ドレッシングチームの林孝昌氏は「1958年にキユーピーが日で初めてサラダドレッシングを発売して今年で60周年。改めて野菜と向き合い、サラダの新しい魅力を提案したい」と開発の狙いを語る。 写真左から「サラダソルト レモン&オレンジMIX」「サラダソルト バジル&オレガノMIX」「サラダソルト パクチー&レモングラスMIX」(各40g、参考小売価格248円)。容器は携帯や保存に便利なチャック付き サラダソルトの最大の特徴は「野菜のおいしさを引き出すことに特化して研究開発した塩」(キユーピー担当者)だという。粒子が細かくて塩味(えんみ)がまろやかなドイツ産岩塩をベースに種類の異なる塩を混ぜている。野菜の水分になじ

    キユーピー「サラダ塩」 は家庭の食卓に定着するか
  • 丸善が都内最大級の文具専門店、懐かし系グッズ大復刻

    東京・池袋駅の東口にあるジュンク堂書店の隣に2017年8月10日、都内最大級の文具店「丸善 池袋店」がオープンした。地上2階、地下1階の店舗は、地下1階の売り場面積が約150坪あり、一般文具と画材のコーナー、1階はブック&ステーショナリーカフェになっている。2階は高級文具、雑貨のほかにサロンスペースがあり、売り場面積は合計で400坪、文具アイテム数は約6万5000点と大規模な文具専門店だ。

    丸善が都内最大級の文具専門店、懐かし系グッズ大復刻
  • ネットでクルマを貸し借り 個人間カーシェアは進むか

    カーシェアリングというと、タイムズ24が運営する「タイムズカープラス」のように企業が利用者にクルマを貸すサービスが一般的だ(関連記事:カーシェアが伸びる理由は安い、無人、15分から)。一方で、利用者同士でクルマを貸し借りする個人間カーシェアリングサービスも利用者が増えている。企業によるカーシェアリングサービスとはどう違うのか、トラブルはどう防ぐのか。代表格のAnyca(エニカ)に聞いた。 個人間カーシェアリングは、会員登録している利用者同士が個人所有のクルマを貸し借りするサービス。借り手にとっては比較的安い価格でクルマを利用でき、貸し手にとっては自分が乗らないときにクルマを貸すことで対価を得られるという利点がある。以前から地域限定で運営している小規模なサービスはいくつかあったが、2015年5月にディー・エヌ・エーが「Anyca(エニカ)」を開始し、一気に代表格になった。 個人間のやりとりは

    ネットでクルマを貸し借り 個人間カーシェアは進むか
  • スーパーで「高級板チョコ」が人気のワケ

    素材そのものをシンプルに味わう――。コーヒー界に押し寄せるサードウエーブ(第3の波)ブームが、チョコレート界にも広がっている。カカオ豆(Bean)の状態から板チョコレート(Bar)になるまでの工程を職人が一貫して行う「Bean to Bar」チョコレートの人気が高まっているのだ。 そんななか、大手メーカーの明治がスーパーやコンビニ向けに販売しているBean to Bar「明治 ザ・チョコレート」も、1枚200円以上と大手の定番板チョコレートより高価格でありながら売れている。「目標値はかなり高く設定したが、発売直後からその約2倍も売れており、シリーズで1000万個を突破している。発売当初からべた人がSNSなどで情報を拡散していた印象」(明治 菓子マーケティング部 スペシャリティチョコレート担当の佐藤政宏専任課長)という。 2016年9月にリニューアル発売された「明治 ザ・チョコレート(50

    スーパーで「高級板チョコ」が人気のワケ
  • 1