本格的な夏の行楽シーズンを迎え、埼玉県飯能市の山間部で道路を管理する行政、警察が頭を悩ませている。通行止めを突破し、林道を走るオフロードバイクが後を絶たず、有効な手立てが打てないためだ。市内の国道299号の峠道を猛スピードで走る「ローリング族」とともに、もう一つの交通課題への対応に苦慮している。 今年5月、都内の50代男性が同市下名栗の森林管理道(林道)大名栗線をバイクで走行中、誤って約100メートルの崖下に転落、死亡した。全長約21・7キロの大名栗線は落石の危険があるため、全線通行止めとなっていた。男性は整地されていない土や砂の上でも走行できるオフロードバイクに乗っていた。 林道を管理する県川越農林振興センターによると、管内に13路線(総延長約98キロ)の林道が走り、うち6路線(飯能5、日高~毛呂山1)が現在、通行止め。落石の危険のほか、のり面崩落、不法投棄防止などの理由だが、いずれ
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