はじめに 私自身EMとしてこれまでチームコラボレーションの課題にあたるケースをいくつも経験してきました。 スクラムをやったらいいんじゃないか、リアーキテクチャーを考えて、サービス分割したらいいんじゃないかとか、色々と模索が考えられている中で、本当にそれって根本解決になるのか?そもそもその手法は何を解決するのかしっくりこないと感じることがありました。 そういった課題にどのようなアプローチしたらいいか悩んでいたときに、『チームトポロジー』に出会い、これは一つの道標として使えると感じました。 自分達の課題は、開発手法でも、アーキテクチャーでもなく、組織構造に根本原因があるんじゃないか、そこから手を付けないといけなかったんじゃないかと考える機会となりました。 チームトポロジーとは何か この本で書かれていることは、組織編成において、"どのようなチームがより効率的か"というのがフレームワークとして体系