今回のCESにおけるキーワードの一つは,インターネット対応テレビ(ネット・テレビ)である。日韓の大手テレビ・メーカーがネット・テレビ関連の新機能などで競演するなか,派手さはないものの中国メーカーもこのトレンドにしっかり乗っている。 例えば,中国Haier Electronics Group Co., Ltd.(海爾集団)は,「Google TV」に類似したAndroidベースの46型テレビを出展している。Android 2.2に,米Google社のChromeブラウザーを実装している。詳細は不明だが,プロセサには,米Intel社のSoC「CE4100シリーズ」を採用している模様だ。 ユーザー・インタフェースこそ独自開発のものを採用しているが,その他のソフトウエアやハードウエア構成は,ソニーのGoogle TV対応テレビに近い可能性がある。 Haier社はこのテレビを中国で2011年2月末に