米Microsoftは8月7日、検索エンジンに関する新しい技術を開発中だと発表した。クリックパターンや閲覧パターンを使うことで、よりユーザーの目的に合った検索結果を導き出す技術で、今週開催される国際学会ACMの情報検索分科会SIGIR(Special Interest Group on Information Retrieval)カンファレンスで発表される。Microsoftは、研究機関中最多の13本の研究結果を発表する。 今回発表される技術を使うと、より目的に合った検索結果のランキングが可能になったり、クリックスパムを検知できるようになるほか、Webサーチのカスタマイズも可能になり、検索エンジンの使い勝手が全体的に向上するという。 この技術の研究者の1人であるMicrosoftのユージーン・アジシュタイン氏は、今の検索エンジンが持つ「Webサイトの内容とサイト同士のリンク構造という2次元