12月15日、「アバクロ」の通称で知られる“カジュアル・ラグジュアリー”のSPA(製造小売り)ブランド「アバクロンビー&フィッチ」が、ついに日本に上陸する。場所は銀座六丁目。へネス・アンド・マウリッツ(H&M)の斜向かいだ。 銀座店はニューヨーク、ミラノなどに続く5つ目の旗艦店で、アジアへの出店はこれが初となる。アバクロ本社も「トレンド発信地・銀座の持つラグジュアリー感はアバクロンビー&フィッチのライフスタイルとぴったり」と期待は大きい。 アバクロは、商品自体はポロシャツやTシャツなどベーシック。なによりの強みは「あらゆる感覚を刺激する」商品の見せ方にある。 海外の同店舗には大音量で音楽が流れ、フレグランスの香りが漂う。アバクロの世界観を体現した「ストア・モデル」と呼ばれるスタッフも魅力の一つだ。銀座店では、56メートルいう「銀座エリアで一番背の高い」構造を生かし、820平方メートルの手書