米連邦取引委員会(FTC)は、スパイウェアをはじめとするインターネット上での不正行為に対抗する重要な武器になるとして、Whoisのオープン性を維持する必要があると主張している。 FTCは米国時間6月27日、ウェブサイト運営者のコンタクト情報などが含まれるWhoisデータベースへのアクセスは「消費者を保護するための法的措置を遂行するうえで極めて重要」だと述べた。今回の主張は、Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)がWhoisのデータの利用を「技術目的」だけに厳格に制限すべきだとFTCに勧告したことを受けて行われた。 FTCのJohn Leibowitz長官は今週モロッコで開催されたICANNの会合においても、インターネット上の詐欺行為やスパムなどの不法オンライン活動の実行者を捜査官や弁護士が調査するうえでWhois