(1)会議自体を目的化させない 会議は情報収集や討議するには有効な手段だが、事業計画のたたき台作成などには有効ではない。会議を開催する前に、会議が本当に正しい手段なのか検討すべきだ。 (2)適切な参加者を設定する 多くの会社では、少人数で会議を行うのは体裁が悪いと考えるようだ。これは、参加者を増やすとどれだけコストが上がるかを理解していない結果だろう。不必要な参加者は会議進行の妨げにさえなりかねない。「7人ルール」を忘れないでほしい。参加者が7人を超える毎に、正しく、早く、実行可能な意思決定ができる可能性は10%ずつ低下していく。つまり参加者が16-17人になると、意思決定の有効性はほぼ完全に失われてしまうと言ってよい。 (3)会議時間を見直す 以前は多くの企業で会議といえば30分だったが、参加者が増えるとコストが高まるにも関わらず、最近では一般的な会議は60 分と長くなった。我々が以前発