ア・バオア・クー (A BAOA QU) は、「ガンダムシリーズ」のうち宇宙世紀を舞台とする作品に登場する架空の宇宙要塞。 1979年放送のテレビアニメ『機動戦士ガンダム』では、作中の敵対軍事勢力であるジオン公国軍が保有する拠点のひとつであり、地球連邦軍との最終決戦の舞台となる。続編である1985年放送の『機動戦士Ζガンダム』では、連邦軍の軍閥「ティターンズ」に接収されて「ゼダンの門」と改称される。 設定解説[編集] もともとはルナツー[1]やソロモンと同様[2]、スペース・コロニー建設用に[1]小惑星帯から運ばれてきた[2]鉱物資源衛星であり、本要塞はL2軌道に定着されたものが基になっている[3]。ソロモンが資源採掘後に放棄されていたものを要塞化したのに対し、本要塞はルナツー同様内部に資源を多数有した状態で改造に着手されている[3]。2つの小惑星(上部は円盤状、下部は円錐状)が接合されて