ZabbixではSNMPを使って機器を監視する機能があり、特にネットワーク機器ではトラフィック量などを取得する場合に便利な機能となる。 今回は仮想ネットワークOSであるVyOSに対して、ZabbixからSNMPによる監視設定を行い、各インタフェースに発生しているトラフィック量をグラフで表示させる手順を記載する。 環境 Zabbix 5.0.10 VyOS 1.3 手順 1. 取得対象機器でSNMPを有効化 ZabbixでSNMPによる監視を実施するために、事前に監視対象機器にてSNMPの有効化を行う。 今回はVyOSの監視設定となるので、対象のVyOSにて以下の通り設定を行う。community名「public」をread-onlyで設定している。 # show service snmp community public { authorization ro } trap-source 1