「消費税は預り金」という“壮大な虚構”が日本社会に停滞をもたらした 「転嫁」できない中小企業に重い負担を課し、輸出産業を優遇 郷原信郎 郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士 物価高対策として消費税減税を求める声は、政府に無視される一方、来年10月に予定されているインボイス(適格請求書)制度によって、消費税免税事業者は、適格請求書発行事業者の登録をして課税事業者となるか、仕入れが「消費税の仕入税額控除」の対象外となる免税事業者にとどまることで仕事を失うリスクを覚悟するか、困難な選択を迫られている。 2019年10月に8%から10%に引き上げられた消費税率が、今後さらに引き上げられる可能性も取り沙汰されている。 こうした中で、1989年に3%の税率で導入されて以降30年余の間、国民のほとんどが、当たり前のように信じてきたのが「消費税は預り金」という説明だ。 しかし、少なくとも消費税法
原付二種の新車・中古車…それぞれ購入にかかる費用って? クルマの流れに乗れるほどのパワフルな走りと、コンパクトで置き場所に困らず、維持費が比較的リーズナブルなため、人気が高い原付二種。50ccの原付に義務付けられている30km/hの速度制限や二段階右折をする必要がなく、高速道路が走れない以外はクルマと同じルールが適用されているのも、魅力のひとつです。 【画像】原付二種の各種費用について画像で見る(7枚) また、高い機動性を備えながら、原付に匹敵するほど燃費性能に優れているのもポイント。1リットルのガソリンで40km以上走れるのは普通で、車種によってはリッター70kmに迫るモデルも少なくありません。 さらに、シート下の収納スペースを搭載したスクータータイプのラインナップも多く、2人乗りもできるので実用性も抜群です。加えて、クルマの自動保険に付帯する「ファミリーバイク特約」も使えるので、クルマ
王道からマニアック系まで、モノマネ芸人の登竜門となっているフジテレビ系の特番『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(以下・「細かすぎて~」)。師走の風物詩となっているとんねるず・石橋貴明(61)がMCを務める人気番組だが、昨年からある異変が生じている。長年、石橋とともに司会進行を務めてきたお笑いコンビ・バナナマン設楽統(49)と日村勇紀(50)が2020年12月の出演を最後に番組から姿を消したのだ──。 【写真】設楽が最後に映った貴さんのインスタ投稿写真・「年収2億円」日村の私服姿がすごく派手 NEWSポストセブンが芸人仲間を取材すると、「蜜月だった貴さんとバナナマンとの間に距離ができている」という驚きの証言が返ってきた。 ニホンモニターが発表した2022年の「テレビ番組出演本数ランキング」では設楽が1位を獲得し、出演本数548番組と2連覇を達成。『ノンストップ!』(フジテレビ系)のMCでは
若者がクルマ離れしているというよりかは、遠ざけられているというのが理由のひとつかもしれない。クルマを持つことは生活をする上でプラスになることが多いので、あとはお金に関する面さえどうにかれば、クルマの普及率は上がるはずだ。 厚生労働省が12月6日に発表した、2022年10月の「毎月勤労統計調査」によると、10月分の労働者あたりの現金給与総額は275,888円(前年同月比1.8%増)。うち一般労働者が357,332円(前年同月比1.9%増)、パートタイムが99,556円(前年同月比1.5%増)と、額面上は増えている計算になります。 【写真】若者の間で流行している「クラシックボルボ」 しかし、物価の変動を反映させた実質賃金は前年同月比2.6%減という結果となっています。これは7カ月連続のマイナスとのことです。つまり「物価高騰に対して賃金上昇が追いついていない」ことを意味します。 「そんなことは
近年、注目されている地政学とはどんな学問か。YouTubeでの歴史解説で累計1億回以上の再生回数を誇る「非株式会社いつかやる」のメンバー、いつかやる社長は「めまぐるしく変化する世界情勢を理解するために、必須の学問だ」という――。 【イラスト】『90枚のイラストで世界がわかる はじめての地政学』より ※本稿は、いつかやる社長『90枚のイラストで世界がわかる はじめての地政学』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。 ■世界情勢の理解に役立つ「地政学」 毎日ニュースや新聞、ネットで流れてくる情報を見ていて、 「世界では大きな事件や戦争が起きている。大変なことはわかるけど、むずかしくてよくわからないなぁ……」 そんなふうに思ったことはないかな? 最近では、ウクライナにロシアが侵略をおこなったり、中国が「台湾は自分の国の一部だ!」といって台湾周辺で軍事訓練をおこなったり、ぼくらの住む日本でも憲法を
香港で語られた物語 「じゃあ記念写真を撮れるように、頑張ってきますよ」 武豊はそう言って馬場へ飛び出して行った。 12月11日に香港で行われた香港国際レース。メインの香港カップ(GⅠ)でジャックドールの手綱を取った武豊。 「すごく楽しみにしていたけど、枠入り直前に変にテンションが上がり、ゲート内でジッとしてくれませんでした。慌ててゲートボーイがついたけど、それでもスンナリとスタートを切れませんでした」 結果は残念ながら7着。レースが終わった夜、宿泊先のホテルで悔しそうにそう語ると、同席していた吉田豊に向かい、話を続けた。 「ジョッキーはそれぞれ色々な思いを持ってレースに騎乗しているよね……」 吉田豊は同じレースでパンサラッサに騎乗していた。簡単に乗り代わりになるのも当たり前の今の時代、矢作芳人調教師との長年にわたる人間関係が紡ぐタッグ。思うところがあったであろう吉田は、武豊の言葉に深く頷い
子供たちの「野球離れ」が止まらない。産経新聞記者の田中充さんと森田景史さんは「罵声を浴びせる指導や、補欠の文化、お茶当番の負担など、野球の文化が保護者から敬遠されている」という――。(第2回) 【図表】高校生の硬式野球部員数の推移。近年、急速に減少していることが分かる。 ※本稿は、田中充、森田景史『スポーツをしない子どもたち』(扶桑社新書)の一部を再編集したものです。 ■野球部員は2割以上も減少 2009年、産経新聞紙上で「日本の野球力」と題した年間企画が掲載された。 北京五輪でメダルにすら届かず、ソフトボールとともに五輪競技からの除外も決まっていた野球だが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は大いに盛り上がりを見せ、テレビ中継は高視聴率をマークした。 一方で、すでに地上波での巨人戦中継は減少の一途をたどり、名門の社会人チームの休廃部も相次いだ。 「いまの野球界はまだ安泰だけど、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く