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ブックマーク / pal-9999.hatenablog.com (59)

  • 2022年カタールW杯決勝、アルゼンチン対フランスのレビュー 「サッカー史上最高の試合の一つ」 - pal-9999のサッカーレポート

    はい、こんにちは、私です。 カタールW杯はアルゼンチンの優勝で終わりました。御覧になった方は知っているとは思いますが、あまりに、あまりに素晴らしい試合でした。自分が見たサッカーの試合ではベスト3に入ります。試合前のストーリー、試合内容、監督の采配、試合後のアルゼンチンの熱狂、それら全てが素晴らしい、当に素晴らしい試合でした。 あまりに素晴らしい試合だったので、備忘録もかねて試合のレビューを残しておこうと思いました。未だにあの試合の余韻が抜けてません。それほどの試合でした。 一生のうちに、数試合しか見れないであろう、そんなスポーツ史上に残る試合であったと思います。 試合前のストーリー、メッシの旅の終わりとムバッペ伝説の始まり 先にこの試合の前のストーリーの話から始めたいと思います。 カタールW杯はサッカー界を長い事牽引し続けた二人のスーパースター、そして今後長らくサッカー界を牽引するであろ

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  • 2022年カタールW杯、日本対クロアチアのレビュー、PKの話はないぞ念のため - pal-9999のサッカーレポート

    はい、皆さん、こんにちは。 日は先日行われた日隊クロアチアのレビューをやっていきたいと思います。 PK戦での決着だったので、皆さんも消化できない部分も沢山あるでしょうが、PKは試合内容と全く関係がない要素なので、レビューでは扱いません。今回は試合内容の話にフォーカスしてお届けします。 クッソ長いので、暇な時に読んでください。チェンソーマンのアサの話並に長いです。 日対クロアチア、スタメンと両国の守備の違いについて まずスタメンから。 スタメンですが、日は3421で冨安と遠藤がスタメンに復帰してます。ワントップは前田、シャドーは鎌田と堂安。右WBに伊東が入ってる所が特徴ですね。試合前、「前半から堂安を使ってくるならポイチさんは前半をクロアチアに譲らない」と思ってたのですが、堂安がスタメンなのを見て、ポイチさんは前半から点取りにいくつもりだと確信しました。 ここまで日本代表ドイツ戦、

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  • 2022年カタールW杯、日本対スペインの祝勝会、でなくレビュー - pal-9999のサッカーレポート

    はい、勝ちましたね、皆さん。 今日一日ハッピーな気分でした。私です。こんだけ爽快な勝利であれば、別に国民の祝日とかなくても一日中ハッピーな気分なので十分です。素晴らしい勝利でした。 前回のエントリでも述べましたが、あれだけの悪条件の中でスペインに逆転勝利をおさめるというのは並大抵の事じゃありません。そんなわけですので、日はあの試合のレビューを書いてまとめておきたいと思います。 abema.tv 試合の方はabemaで動画がいつでも見れます。 日スペイン、前半戦、日本代表の451守備ブロックについて 先にフォーメーションとスタメンから。 この試合、スペインのブスケツが出ないんじゃないかとか前情報があったのですが、この試合では普通に出てました。そしてスペインはお家芸の433。中盤のペドリ、ガビ、ブスケツは三試合連続ですね。違いはワントップにアセンシオでなくモラタ、右WGがウィリアムズだっ

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  • 2022年カタールW杯、日本対ドイツのレビュー - pal-9999のサッカーレポート

    4年ぶりの更新になりますが、twitterでレビューやってくれという要望が多かったので4年ぶりにサッカーレビューでもやってみようかと思います。 正直な話、最近のネットのサッカー系レポートについてはもう文章の時代じゃなくて動画の時代になってましてね、youtubeとかでサッカーの解説動画作ってる人も多くて、そっちが50万再生とか稼いでる時代なので「もう文章でサッカーの解説する時代じゃねぇなあ」と思ってるんですよ。文章で解説やってもW杯でもせいぜい2~3万ですし。 ここ数年、ネットも動画時代で動画配信できねえ奴は用無しなんじゃねーかと思ってる所もありましてtwitter位しかやってませんでした。自分は時代の流れに完全に取り残された男です。 これも時代の流れですからね、しょうがないです。愚痴ってもしょうもないので、題に入りたいと思います。 この試合の動画についてですが、abemaで全部動画でみ

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  • 2018年FIFAワールドカップ、日本対ベルギーのレビュー「日本が史上最もベスト8に近づいた日」 - pal-9999のサッカーレポート

    非常に残念ですが、日のベスト8への夢は潰えました。 当にあと少しでベスト8という所だったので気持ちの整理に時間が必要だった人も多いんじゃないでしょうか。 日はそんな日対ベルギーの試合のレビューをお送りします。結果は2-3で日は逆転負け。あと20分守れたらベスト8という所まで来てたんですがね・・・。気持ちが落ちてついてから見返してみると色んな事がわかりました。今日はそんなレビューになります。 日対ベルギー、スターティングメンバーとフォメ まず、日対ベルギーのスタメンですが、 こうなってました。日は4231で、大迫のワントップに2列目は乾香川原口、ボランチは長谷部柴崎、4バックは長友昌子マヤ酒井の並びです。ちなみに試合が行われる前にポーランド戦でのスタメン流出が問題となり、長友と田がメディアに「情報流出止めて!」的なメッセージを出す異常事態が起きてます。このメッセが出た時には

    2018年FIFAワールドカップ、日本対ベルギーのレビュー「日本が史上最もベスト8に近づいた日」 - pal-9999のサッカーレポート
  • 2018年FIFAワールドカップ、日本対セネガルのレビュー「完璧な選手なんていません」 - pal-9999のサッカーレポート

    はい、皆さん、こんにちは。 日は先日行われた2018年FIFAワールドカップ、日対セネガルのレビューをお届けします。結果は皆さんご存じかとは思いますが、2-2での引き分けでした。 この試合内容はセネガルが勝ち越す度に日が追いつくという当に面白い試合だった為、海外でも好評だったようですね。試合事態は日が勝ってても良かった試合なんですが、日の守護神こと川島大明神が 「相手アタッカーに向かってボールをパンチングする」 という斬新なセービングを編み出した事から追いかける展開になってしまいました。知らない人の為に説明しておくと、日サッカー界には「ガヤる」という言葉がありまして、ガンバ大阪GKだった藤ヶ谷陽介さんのドラマチックなプレーの数々を指して使われるようになった単語です。 GKのやらかしというと代表的なのはシュートを前にこぼして相手FWへのアシストをしてしまうとか、飛び出したのに

    2018年FIFAワールドカップ、日本対セネガルのレビュー「完璧な選手なんていません」 - pal-9999のサッカーレポート
  • 2018年FIFAワールドカップ、日本対コロンビアのレビュー「大迫半端無いって」 - pal-9999のサッカーレポート

    はい、皆さん、お久しぶりです。皆さんハッピーですか?僕はハッピーです。先日の日の勝利のおかげでな!!!!! 日本代表がコロンビアを下馬評を覆しての勝利をおさめたので、張り切ってレビューでも書くかと思い、書き始めたわけですけど、実にレビューしにくい試合です。ええ、とても書きにくい。理由は? 開始3分のレッドカード+PKで事実上試合が決まったからです。 ええ、もう、あのワンプレーで勝利を確信してtwitterじゃ「よしかったな!」と呟いた程度に決定的でした。西野監督もペケルマン監督も試合開始3分でゲームプランちゃぶ台返し喰らった格好でした。ちなみに逆の立場で日がアレやってたら「はい解散」と呟いてたと思います。あれで西野監督は勝たないといけない試合になりましたし、ペケルマンはゲームプランも糞もねぇという状態でした。 このブログ、サッカーの戦術解説とかをメインでやってるのですが、先日の試合に関

    2018年FIFAワールドカップ、日本対コロンビアのレビュー「大迫半端無いって」 - pal-9999のサッカーレポート
  • 2017/8/31ロシアW杯最終予選、日本対オーストラリアのレビュー - pal-9999のサッカーレポート

    はい、皆様、お久しぶりです。 一年以上放置してた訳で、こんなブログはもう忘れ去られているでしょーが、日本代表ロシアW杯への出場を決めたので、当に久しぶりに試合のレビューをしてみたいと思います。当然ですが、扱う試合は先日の日対オーストラリアの試合です。ちなみに放置していた理由は単にサボっていたのと(金にもならんし忙しいし)、試合自体レビューする内容がない試合が何試合か続いたりしたからです・・・・・。 ただし、今回の試合については、w杯最終予選の関ヶ原と言って良い試合で、内容的にレビューするだけの価値のある試合でした。非常に興味深い試合だったので、レビューしながら試合の内容を振り返ってみたいと思います。 日対オーストラリアのマッチアップについて さて、今回の試合ですが、スタメンは、 こうなっておりました。日は433。オージーは3421。日は中盤のスタメンを大幅にいじっており、井手口

    2017/8/31ロシアW杯最終予選、日本対オーストラリアのレビュー - pal-9999のサッカーレポート
  • 2018FIFAワールドカップアジア2次予選、日本代表対シリア代表のレビューとハリルホジッチ戦術、そして日本サッカーの病について - pal-9999のサッカーレポート

    さて皆さん、お久しぶりでございます。更新が半年近く止まってましたが、久々に日本代表のレビューでもやってみようかと思います。対象の試合は、直近のアフガニスタン戦とシリア代表戦になります。この2試合なのですが、ハリルが色々と戦術のテストをしてくれたおかげで、うちのブログでも書くことが出来た訳です。当に有り難い話です。うちみたいなブログは監督が戦術いじってくれないと書くことなくて困るのです。 今回のエントリなんですが、シリア戦のレビューとかいいつつ、アフガニスタン戦の話もします。内容的には、いつかやろうと思っていた話なんですが、「サイドにWG貼るタイプのサッカー」と「サイドにWGが貼らないサッカー」の戦術の違い、選手の動き方の違いなんかを扱います。 実は、日サッカーの場合、「WGを使ったサッカー」をやるチームがそんなに無く、WGを使ったサッカーの代表格である433系はあんまり人気がありません

    2018FIFAワールドカップアジア2次予選、日本代表対シリア代表のレビューとハリルホジッチ戦術、そして日本サッカーの病について - pal-9999のサッカーレポート
  • ブラッターが辞任したので、スポーツとお金について書いておく - pal-9999のサッカーレポート

    ブログの題名が「サッカーレポート」なのに、サッカー政治の話題を二回連続でする男、スパイダーマン!ではなく、pal9999どす、こんにちは。 前回、FIFAの組織の話をしたけど、ブラッターが、 www3.nhk.or.jp 突如、辞任→再選挙、という香ばしい流れになったので、今回は、「FIFAが金満になって、腐敗がはこびるようになっていった」過程について書いとこうと思う。これ、一冊書けるくらいのネタなんだが。 サッカーの話を読みにきた人には申し訳ないが、日もFIFAとW杯と政治と腐敗ネタである。 まず、サッカーのW杯なんだけど、 ドイツ大会の収益    17億ドル 南アフリカ大会の収益  36億ドル ブラジル大会の収益   45億ドル となっており、オリンピックと並び、世界最大規模のスポーツイベント、収益マシーンと化している。ちなみに、内訳として、約半分は放映権料。残りがスポンサー収入

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  • ブラッターがFIFA会長に再選したんで、FIFAの話をするよ - pal-9999のサッカーレポート

    さて、日はFIFAの話である。 ちょっと前から、 www.47news.jp こんな具合のFIFAの汚職関連のニュースがサッカー論壇では話題になりまくっており、そろそろ僕も一つエントリ書いておこうと思った次第である。ざーっと、話題になった記事を読んだ感じ、FIFAの内部の政治について、詳しく書いてる記事がそんななかったので、今回の記事は、そっちに焦点あてて書こうと思う次第である。 www3.nhk.or.jp ちなみに、ブラッターなんだが、UEFAのプラティニに「辞任したら?」とか言われつつ、あっさり当選をキメてしまった。ブラッターの政治力マジ半端ない。 今回のFIFAの汚職話なんだけど、その前にFIFAの組織の話 まず、この話から始めよう。 今回のFIFAのスキャンダルが出た時、FIFAの組織の話が全然話題になっていなかったので、まずココから入る。これを理解しないと、今回の話は理解でき

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  • 川崎フロンターレと風間サッカーのお話 「守備の文化とか糞食らえ」 - pal-9999のサッカーレポート

    さて皆さん、こんにちは。日は前回のエントリでもちょっと触れましたが、J1の川崎の話でもしとこうと思います。 僕はtwitterやらブログやらで、「川崎の守備はジョーク」とわめき続けている訳なんですが、「守備崩壊」してるチームの話するなら、2015年の川崎か鹿島を例に使うのが妥当なトコだと思います。特に川崎は、J1のガンダルフこと風間監督に率いられた革命サッカーをやってる訳で、あれほど愉快なサッカーやるチームはそうそうありませんし。 あのですね、「日本代表は守備ガー守備ガー」という人がたまーにいますが、風間ターレのアレに比べれば何てことはありません。それに、ぶっちゃけ、守備の場と言われるイタリア代表の守備だって、W杯はひでーモンでした。守備やらないバロテッリと守備できないピルロ抱えてるんだから、どうしようもなかったとも言えますけどね。 なんで川崎の守備が崩壊してるのかってーと まず、この

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  • 2015JALチャレンジカップ 「日本対ウズベキスタン」のレビュー - pal-9999のサッカーレポート

    さて皆さん、こんにちは。日は先日行われました「日対ウズベキスタン」のレビューをお届けします。有り難い事に、ブログ書きやすい試合でして、サッカーブロガーとしては助かります。アギーレ・ジャパンの時は何とも書きにくい試合ばかりで困ってましたのでね~(遠い目 まず試合内容からなんですが、試合は5-1で日が勝ちました。 www.youtube.com www.youtube.com 有り難い事にyoutubeにフルマッチ動画がupされてたんで貼っときますですよ。ちょっと画質悪いですけどもね。とりあえず、フルマッチ動画を紹介した上で、試合内容のレビューに参ります。有り難い話ですけど、ハリルホジッチ監督は、結構システマチックなサッカーやるようで、レビュー書きやすいタイプです。ホントに有り難い話です。 日対ウズベキスタン、ハリルホジッチのサッカーの攻撃パターンの話 さて、まずは新監督さんのサッカー

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  • 2015キリンチャレンジカップ 「日本代表対チュニジア代表」のレビュー - pal-9999のサッカーレポート

    さて、皆様、こんにちは。日は先日行われた日本代表対チュニジア代表のレビューをしたいと思います。 久々の代表レビューになりますが、ホンットーに有り難い事に、ハリルホジッチ新日本代表監督なんですが、やり方をいじってくれました。この短期間に、です。サッカーブロガーにとっては、ほんとーに有り難い事でして、おかげで書くことが出来ました。感謝しないといけません。サンキュー・ハリル! で、題にはいる前に、つべにフルマッチ動画あがってたんで、それ載せときます。 www.youtube.com これまた有り難い話ですが、最近はフルマッチ動画がつべにすぐ載るんですな。おかげでフルマッチ動画も埋め込めますですよ。ちなみにスタメンですけど、 こーなってました。日は4231でワントップ川又、その後ろにムトゥ、清武、永井と並べて、ダブルボランチは長谷部と山口蛍、4バックは藤春、槇野、吉田、酒井ゴリ、GK権田とな

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  • アギーレ監督が解任されてしまったので八百長の話でもするでござるの巻 - pal-9999のサッカーレポート

    はい、皆さん、お久しぶりでございます。滅茶苦茶更新サボってましたが、私は元気です。 皆さん、既にご存じでしょうが、JFAは日本代表監督アギーレを「解任」する事になりました。 アギーレ監督 異例の解任劇 アギーレ監督の解任 大仁邦彌会長による26分間の記者会見全文 一応、ニュースにリンク貼っときますが、解任の理由は「裁判が始まったら代表監督の活動に支障が出る」って感じらしいです。今回のリーガの八百長については、他のニュースにもありますが、 八百長の闇、会長がメス スペイン こっちのニュースにありますが、スペイン・プロリーグ連盟のハビエル・テバス会長が、理由はよくわからないのですが、とにかくスペインの八百長撲滅に躍起になっており、その煽りをらったって感じです。はっきりいって、サッカー界内部で八百長撲滅に気で取り組んでいる人は珍しいです。大体、八百長に関しては内部で処理して、外部に出ないよう

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  • キリンチャレンジカップ2014「日本対オーストラリアのレビュー」 - pal-9999のサッカーレポート

    さて、皆さん、こんにちは、久々ですが、こっちのブログの更新です。 大分さぼってしまいましたが、今回はフツーの日本代表の試合のレビューやります。内容は先日行われた日対オーストラリアのレビューになります。今回の試合は、オージーが433を採用してたんで、433ミラーの試合になりました。ただ、ちょいと日とオージーでやり方が違っていたので、そっちの話をしようかと思います。 えっと、今回のエントリなんですが、思ったより今回の試合のレビューはあんま出なかったんで、割と書くことはあります。 日対オーストラリアのマッチアップ さて、まずはマッチアップから。 今回の試合のマッチアップはこうなってました。双方とも433です。なので、何もしないと完全に噛み合った状態で戦う事になります。 話に入る前に、最近は日本代表の試合のフルマッチ動画がtubeに上がってるので、リンク貼っときますね。 Japan vs A

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  • スポーツにおける戦力バランスの均衡のお話 - pal-9999のサッカーレポート

    さて皆さん、こんにちは。日は、前回のエントリからの続きで、スポーツにおける戦力バランスの均衡のお話のお話をしようと思います。 前回のエントリで、「最近の欧州サッカーは相手の大駒を買い取って自分の持ち駒にできる将棋みたいなモノ」って話をしました。こうなってしまったのは、TV放映権料の高騰によってクラブに大金が転がりこみ、ボスマン判決によってEU圏内の選手であれば無制限にピッチに立たせる事が出来るようになった為で、結果として、ビッグクラブは欧州全域から金で選手かき集めて、CLで勝つっていう身も蓋もない事やってるわけです。 ただ、その結果としてですが、欧州圏内のスター選手はビッグクラブの争奪戦となってしまい、移籍金が跳ね上がってしまいました。又、ライバルクラブの引き抜きを防ぐ為、複数年契約+高年俸がデフォルトとなり、サッカー選手の年俸、移籍金は非常識なレベルで高くなっています。 【米国はこう見

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  • 欧州サッカーのビジネス化、それに伴う格差の拡大の話 - pal-9999のサッカーレポート

    CLで勝つ方法は何か? 他のCL出場チームからエース引き抜く。終わり。 と書いてしまうと身も蓋もない訳ですが、この話はこれに尽きます。実際、メガクラブはこれをやる事で欧州での競争で優位に立ってます。長い目でみると、これが出来ないチームはCLで勝てなくなります。 突然ですけど、こんな話をしようと思います。きっかけは、 もはや日人はプレミアでプレーできない!? この記事を読んだのと、先日セリエAの話をしたので、その続き的な内容になります。セリエAとプレミアのビッグクラブは昨今、ヨーロッパでぱっとしないンですが、何でかというと、最近のヨーロッパのサッカー事情と関連があります。今回の話も、サッカーの戦術の話ではありません。金金金のお話になります。 このニュース読んで思ったのは、プレミアはもう東アジアからの放映権料無しにはやっていけれないようなレベルになってるんですが、東アジアのプレーヤーがほとん

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  • セリエAと守備の文化はどこへ逝った? - pal-9999のサッカーレポート

    皆様、お久しぶりの更新でございます。盛大にさぼってましたが、私は元気です。 えーと、当はW杯の総括とかやった後に日本代表の話して、アギーレジャパンの話でもしようかと思ってた訳です。サボっちまいましたがね。ただ、先日、サッカーニュース眺めてたら、 財政難のセリエA、チーム数と所属選手数を削減へ…FIGC会長が明言 こんなニュースが飛び込んできまして、「あーあ」という感じです。セリエAなんですが、昨今、もう問題山積みでして、ウンザリするようなニュースばかり目につくリーグなんですが、またウンザリさせられました。 実は、ホントは日本代表と守備の話について書こうと思ってたんです。こないだの親善試合2試合で、日本代表はやらかし4つで未勝利になりましたんでね。「日には守備の文化がない」と言ったのはトルシエですが、それから随分経つ訳ですが、日本代表は相変わらず守備の基の所でミスが多いです。 ちょいと

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  • 2014年ブラジルワールドカップ 日本代表対コロンビア代表のレビュー 「北京五輪世代からロンドン五輪世代へ」 - pal-9999のサッカーレポート

    さて、皆さんこんにちは。日は先日行われた日本代表対コロンビア代表のレビューをお届けしたいと思います。結果的には1-4での大敗でした。ついでにプレビューもさぼっちまいました。 えっと、これプレビューやったら書いとこうと思ってた事ですが、「正直コロンビア代表に勝つのは難しい」という感じでした。試合前にコロンビアのチェックして、「う~~~ん」と思った事なんですが、日本代表より良いチームでしたんでね。 それと、これは日本代表自体の問題でもあるんですが、 南米地区(CONMEBOL)対戦成績 こっちで南米チームと日本代表の対戦成績をみることが出来ますが、とにかく日本代表は南米チームに弱いです。相性的に最悪の部類です。 対南米での勝率は31.25%、アウェー中立では南米チームに勝った事が一度もなく、1試合平均0.96得点、1試合平均1.62失点と絶望的な数字が並んでます。ホームですら、南米相手には5

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