景気回復期になると、新卒採用に必死で取り組む会社について書かれた記事が増えます。いわゆる、採用難への対策です。 一例を挙げれば《インターンを積極的に活用する会社が増加中》 とか。早期に学生と接触して人材の確保をしたいからでしょう。ただ、採用は“頭数”をそろえるのが目的ではありません。少しでも「優秀な」学生を採用したいというのが企業側の本音です。そんな、“優秀層”の学生を採用したい会社が直面する問題が、いくつかあります。たとえば、男女の格差。これを象徴するコメントを人材派遣会社の人事部長から聞くことができました。 「採用基準を順守すると、男子学生はゼロになってしまう」 女子学生の優秀さが際立っているので、男子学生に「下駄を履かせて」妥協した選考を実施。全体のバランスを取っているとのこと。 また、リクルーターの必要性というのもあります。就職サイトに掲載して、優秀な学生の応募を待っていても成果に
![入社時点で優秀だった人が、活躍しない謎](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/86e6cfb5394446c7b053107b1fecdb444aec8a32/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F8%2F1200w%2Fimg_c8602bdd4a2df11102ac7a45453b969f248898.jpg)