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ブックマーク / shouyutechou.hatenablog.com (9)

  • 「日本人が知らない「激安お酒」のヤバすぎる裏側」を話す前に知識をアップデートした方がいい - 醤油手帖

    前回の記事は、思っていた以上の皆様に読んでいただけたようです。ありがとうございます! shouyutechou.hatenablog.com というわけで、第二回をやっていきます。 第二回の元記事はこちらですね。 toyokeizai.net ここもまあ、あれでして。 元記事が短いのでそんなに多くはないのですが、例によって例のごとくツッコミを入れていきます。 日人が知らない「激安お酒」のヤバすぎる裏側、を問題視する 2ページ目のツッコミどころ 3〜4ページ目のツッコミどころ 日人が知らない「激安お酒」のヤバすぎる裏側、を問題視する 2ページ目のツッコミどころ じっくり時間をかけて発酵させることで甘味、酸味、辛味など、日酒の複雑で深い味わいが醸成されます。 うーん、何といいましょうか。厳密では間違いではないかもしれないんですが、正確ではないということで一応。 それは日酒に「辛味」があ

    「日本人が知らない「激安お酒」のヤバすぎる裏側」を話す前に知識をアップデートした方がいい - 醤油手帖
  • 日本酒「"添加物"で伝統的造り方が減少」していると嘆く人は、山廃を飲まない方がいい - 醤油手帖

    東洋経済ONLINEに2月11日より掲載されている、『品の裏側』著者である安部司さんの日酒記事が、非常に悪い意味で話題になっております。 ここから3回分あるのかな toyokeizai.net 『悪い意味で』と言っているのは、間違いが非常に多く、また一見すると合っているように見える意見でも、著者の思い込みだけの話であったり、知識が古いということが多いためです。 著者の方は、第二回のところで 「昔ながらのじっくり発酵させた酒がうまい」という私の意見に賛同してくれる声も多かった一方で、酒を速く作る技法である「速醸派」からはお叱りの声もいただきました。 繰り返しになりますが、あくまで酒は嗜好品です。 あくまで私の見解、昭和の古オヤジの一意見として受け止めていただければと思います。 と仰っているので、おそらく自分の知識が古い(アップデートできていない部分がある)ということに気づいておられないの

    日本酒「"添加物"で伝統的造り方が減少」していると嘆く人は、山廃を飲まない方がいい - 醤油手帖
  • コミティア143に寺沢大介先生と合体スペースで参加いたします - 醤油手帖

    サークル『醤油をこぼすと染みになる』は2023年2月19日に開催されるコミティア143に参加いたします。画像はコミックマーケットのときのものですね。 そのコミックマーケット101で大好評のうちに持ち込み分が完売してしまった『わるいはうまい』を持っていきます! どんななのかはこちら。 shouyutechou.hatenablog.com 通販をお願いしているメロンブックスさんでも完売してしまったので、今回が現在の装丁で手に入れる最後のチャンス! とりあえず手元のを全部持っていきます。まあ、残ってしまったらその分をメロンブックスさんにお願いすることにはなると思うのですが、前回の通販の際にコミティア分も結構持っていってしまったので、煽るわけでは決してないんですが、割と数は少ないと思っていただけたらと。 あ、表紙が寺沢大介先生に描いていただいた味皇様ということで、それをうちが扱うことで二次創作

    コミティア143に寺沢大介先生と合体スペースで参加いたします - 醤油手帖
  • 「本醸造の醤油が当たり前になったのはここ20年ぐらい」と言っていいのは今から30年前 - 醤油手帖

    ※現在は修正が入りました! 迅速な対応に感謝します(2020/10/06追記) 醤油が大好きな人としては歴史改ざんなんてされてはたまらないという事例がありました。2020年9月30日に朝日新聞のサイトで公開されたこちらの記事です。 www.asahi.com 10月3日にはYahoo!に掲載されて、より多くの人が読むようになりました。そこで「当なの?」と問い合わせがきてとんでもない記事に気がついた次第です。 news.yahoo.co.jp 一体何が問題なのか。 それは最初の章の以下の部分です。 戦時中に大豆の供給が逼迫(ひっぱく)して、その代替品としてカイコのさなぎ、しかも油を採取したあとの搾り粕(かす)から醬油(しょうゆ)が作られたことを知ったときは衝撃でした。さらにその後、アミノ酸液に味つけしただけの化学的な『アミノ酸醬油』が出回るようになり、醬油が来の味を取り戻すには長い時間が

    「本醸造の醤油が当たり前になったのはここ20年ぐらい」と言っていいのは今から30年前 - 醤油手帖
  • 「純米酒なら二日酔いしない」という言説はいい加減やめましょう - 醤油手帖

    ちょっとひどい記事を見つけたので、もの申すということで。 sakepro.net どこがひどいのか、順を追って説明いたします。 日酒の飲み方に冷やと熱燗があるのはご存じですね。 まず初っぱなから。これが間違い。 ※6月23日14時頃追記 「飲み方に冷やと熱燗がある」のであって、「冷やと熱燗しかない」という意味ではなかったので、この文章はそれはそれで間違いではありませんでした。ちょっと頭に血が昇っていて誤読をしたようです。申し訳ありません。以下の温度の話は、雑学としてお楽しみください 日酒は何も加えずにさまざまな温度帯で楽しめる、世界でも稀なお酒です。そのため、温度に5℃刻みで名称がついていたりします。たとえば5℃でしたら「雪冷え」、10℃「花冷え」、15℃だったら「涼冷え」といった塩梅です。 そして、この文章中の「熱燗」というのは、温めたお酒、すなわち燗酒の温度帯の名称にすぎません。5

  • 「蕎麦はつゆに3分の1だけつけるのがツウ」は3分の1しか正しくない - 醤油手帖

    6月7日に、テレビ東京系で「ソレダメ! 〜あなたの常識は非常識!?〜」という番組が放送されました。 www.tv-tokyo.co.jp 日常にある常識だと思っていたあれやそれやが、実は違う! ということを教えてくれる情報バラエティ番組です。TVerとかネットもテレ東で見られるかと思ったらうまく探せませんでした。 この中に、「ソレマル!」というコーナーがありました。 今回のテーマは「そばのツウなべ方」。NEWSのマッスーさんこと増田貴久さんがお蕎麦屋さんで蕎麦をべているところを、横にいるマナー講師の方が「ソレダメ!」「ソレマル!」とダメ出しをするコーナーです。 これが、まあひどい。 言いたいことはいろいろとあったのですが一番ひどかったのが、マッスーさんが蕎麦を箸でつかみ、つゆに半分ぐらいつけてべた瞬間に出た「ソレダメ!」です。いわく、「つゆは3分の1ぐらいをつけないと風味が飛んでしま

    「蕎麦はつゆに3分の1だけつけるのがツウ」は3分の1しか正しくない - 醤油手帖
  • 東洋経済の日本酒記事についての雑感 - 醤油手帖

    これまたひどい日酒の記事があったので、ちょっと反論じゃないんですが、まあ、思うところを書いていきます。 http://toyokeizai.net/articles/-/133048 どこがひどいのか。 それは、個人の趣味趣向を押しつけて、それに合わないものを「買ってはいけない」としているからです。「俺が嫌いなものはみんなが嫌いなはずだから買ってはいけない!」と言っているわけですね。 ちなみにこの著者の人が嫌いな日酒は、記事から読み解ける範囲ではこんな感じでしょうか 灘とか伏見の、大手酒造メーカーのお酒 香り高いお酒 じゃあちょっと、少しずつツッコミを入れて行きます。 ■精米歩合関連の間違いについてのツッコミ まず、1000円前後の日酒を買うなら、造りとコストが見合っていない「純米大吟醸」「大吟醸」は買わないほうが吉。そのコストで「大吟醸」を出すためには、ほかのところで無理にコストを

    東洋経済の日本酒記事についての雑感 - 醤油手帖
  • 醤油にまつわる誤解をきちんと解いてみよう - 醤油手帖

    2016年にもなって、まだ醤油に関してこんなことを言っている人がいるとは……という記事がありました。 こちらなんですが、読まなくていいです。PVを稼がせるのもあれなんで、URLはhを取る昔ながらの手法です。 ttp://kininal.me/recommended-food01-soy-sauce/ 全項目に関してツッコミどころが満載という、ものすごいひどい勉強不足の記事です。このサイトで醤油のことに関して書いているのはこれが初めてじゃなく、空気に触れない容器の醤油は危険とかいうこれまたひどい嘘記事を書いていたことがあったので、もうきちんと修正をしてやろうじゃないかと。 こういう記事に関して、どれだけ真に受ける人がいるのかはわからないんですが、世間一般に言われている醤油に関する誤解は一度きちんと解いておいた方がいいのではと思いました。よくよく考えてみたら、書籍や同人誌では書いていても、We

    醤油にまつわる誤解をきちんと解いてみよう - 醤油手帖
  • 日本酒講義イベントを行います - 醤油手帖

    去年の2月3日のコミティアX-IIIにおいて、日酒講義と日酒講義イベントをやらせていただきました。 http://shouyutechou.hatenablog.com/entry/2012/02/03/190209 おかげさまでそれはそれは大好評だったので、この企画が1年ぶりに帰ってくることができました! しかも、場所を東京カルチャーカルチャーという大きなところに移して! というわけで、今年もやります。「もっとも〜っと日酒を知りたいっ! 〜やさしい日酒講義Special〜」です。 どこら辺がSpecialなのか。それは、その場で試飲できたり料理べたりすることができるのですね。コミティアさんではさすがにそれはできませんでしたが、カルカルさんだとそれができるというわけです。だからSpecialなのです。 詳細は 日時:2月11日11:00開場 会場:東京カルチャーカルチャー チ

    日本酒講義イベントを行います - 醤油手帖
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