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ブックマーク / ui0723.hatenablog.com (6)

  • 別れて10年の元カノから「契約結婚しない?」という最高の連絡が来た - ハッピーエンドを前提として

    つい先日、2016年に大ヒットしたドラマ「逃げ恥」を見終えました。 ドラマをちゃんと見たのは12年ぶりでした。ドラマを見る習慣がない僕が、一心不乱に、まるで救いを求めるように逃げ恥を見たのです。 逃げ恥を見た理由は昔の恋人から 「結婚しない?契約結婚」 という連絡が来たからです。 彼女とは3年くらい付き合った仲です。 仕事の都合で遠距離になり最終的には別れを選択しました。 別れて10年は経ったでしょうか。 音信不通だったのですが、共通の友人結婚式で何度か顔を合わせ、連絡先を交換していたのです。 数時間に及んだ彼女との電話&LINEを要約すると 「私は今年で31歳になります。あなたと別れて、仕事して、たくさん恋愛もしましたが結婚までは至りませんでした。いい加減に結婚したいのですが、相手がいません。 晩婚化しているとはいえ、今から出会って、付き合ってなんやかんややってたら出産するときは多分3

    別れて10年の元カノから「契約結婚しない?」という最高の連絡が来た - ハッピーエンドを前提として
  • 女友達が死んだ。享年30歳。死因・不倫。 - ハッピーエンドを前提として

    友達(ミムラ・仮名)が死にました。 死因は不倫です。 正確にはミムラは生きています。元気に生きています。 死んだのは彼女の20代です。今日、ミムラは30歳になりました。 長い闘病生活でした。 24歳で不倫という病に侵され、彼女自身はもちろん、彼女の友人たちが何度もさまざまな治療を試みましたが、6年にわたる闘病生活もむなしく、00時00分00秒、彼女の20代は静かに息を引き取りました。 昨日、ミムラの誕生会という名の葬儀が執り行われました。インスタグラムに投稿された写真からたくさんの参列者にかこまれたミムラの姿を確認することができました。たのしそうに笑っています。「誕生会おいでよ」と共通の友人に誘われていましたがパスしました。友人の誕生会には可能な限り参加するほうですし、ミムラの誕生会には毎年顔を出しています。 でも、どうしても今年は行けなかったのです。行く気になれなかったのです。 周囲の

    女友達が死んだ。享年30歳。死因・不倫。 - ハッピーエンドを前提として
  • 母さん、僕は結婚できないんじゃない。しないんだ。 - ハッピーエンドを前提として

    母より「ところであんた、同性愛者なの?」というLINEが来て、まず思ったことは「ごめん。まじで、ごめん」でした。 とっさに返信したのでちょっと悪ふざけしましたが、当に心の底から「ごめん」と思いました。 この後「同性愛者であってもそれは個性だから、言ってほしい。親として否定する気持ちはこれっぽっちもない」というくだりが続きます。 きっと勇気が必要だったと思うんです。 65歳、山形の田舎でひっそり暮らす母が、500キロ離れた土地で独りで暮らす息子に同性愛者か否かをきくのって。 僕はいわゆる放任主義といわれる教育方針で育ちました。 子供のころ、親から何度もいわれた教育は「動物や子供を虐待するな、障がい者や外国人を差別するな、人様の娘の腹を無責任に大きくするな、めしは絶対に残さずえ」くらいです。 この教育は徹底していました。 高校の頃、他校の生徒とケンカして何度か警察のお世話になっても放ってお

    母さん、僕は結婚できないんじゃない。しないんだ。 - ハッピーエンドを前提として
  • 電話なんかやめてさ、六本木で会おうよ - ハッピーエンドを前提として

    ふと、イヤホンから流れてきたカルアミルクという曲で岡村靖幸は「あともう一回、あなたから、またもう一回の電話で僕らは出直せる」と歌いました。 そうです。岡村ちゃんの言うとおりです。 僕たちにはたった一の電話でやり直せる人がいるのではないでしょうか。 かつてあれほどまでに様々な価値観と膨大な時間を共有し、時には衝突し、時にはまるで冗談を言い合うように永遠を誓った人。わずかなすれ違いで別々の道を歩くことを決めた人。僕がほんの少しの勇気と覚悟を胸に、ダイヤルを押して発信ボタンを押せば一度は離れた関係を、まるで何事もなかったように修復できる人。 そう考えて携帯電話を取り出し電話帳を見返してみましたが、いませんでした。 何度も何度も「あ」から「わ」まで見返しましたが、やっぱりいませんでした。 僕の元彼女たちは順調に結婚していきました。何なら僕と付き合って別れると、次に付き合う人と高確率でスピード結婚

    電話なんかやめてさ、六本木で会おうよ - ハッピーエンドを前提として
  • 元カノの一人称が「わらわ」だった - ハッピーエンドを前提として

    毎年セミの声を聞くたびに (今頃どうしてるかな…) なんて10年以上昔に付き合っていた恋人を思い出します。 名前をナオちゃんと言います。 これは今から10年以上前の話。 僕が山形から東京に上京して2度目の夏のできごとです。 19歳でした。 何かのバンドのライブで知り合いになったナオちゃんとはすぐに意気投合し付き合うことになりました。 お互い田舎出身で東京に友達が少なかったことも手伝ったのかもしれません。 付き合いはじめて1年くらいだったかと思います。 当時、僕は池袋のカラオケボックスでバイトをしていて、夕方から朝まで働いて昼は寝てるという典型的な夜型の生活を送っていました。 ある日、自宅である高円寺のアパートで寝ていたら、ナオちゃんが部屋に突然やってきました。正確には、暑さで目を覚ましたらナオちゃんが部屋にいました。 夕方、西日でオレンジ色に染まった蒸し暑い部屋で、ナオちゃんは床に正座して

    元カノの一人称が「わらわ」だった - ハッピーエンドを前提として
  • クレームをつけて店員さんを泣かせてしまい猛省しています - ハッピーエンドを前提として

    今日の出来事です。 超ノンフィクションです。 何年ぶりかで、人を泣かせてしまいました。反省する意味で、今の気持ちを正直に書きとめておこうと思いブログにします。 僕は、自分自身を非常に穏やかな性格だと思っています。場の空気を乱す人、横柄な態度を取る人が嫌いです。 例えば、レジでお金やポイントカードを投げるように置く人、明らかにお店に無理な要望を言う人に強い嫌悪感を抱きます。 僕は、全くとっていいほどクレームはつけません。 気にならない、ということもあるのですが、注文と違う料理が出れば「いいですよこれで!おいしそうだし!」と言い、通販で不良品が届いても(自分で直せないかな)と考えます。 穏やかな性格。言い換えると人や物事に対して客観的で、冷酷で、少し冷めたところがあります。 そんな僕が、とても熱くなってしまった出来事がありました。 今日、会社の後輩が誕生日だったのでケーキ屋さんに行ったんですよ

    クレームをつけて店員さんを泣かせてしまい猛省しています - ハッピーエンドを前提として
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