スマートデバイスの普及をトリガーにユニファイドコミュニケーション(UC)の進化が加速している。最近登場した2つのUC基盤製品を取り上げ、UCの今をレポートする。後編で紹介するのは「Microsoft Lync 2013」だ。 日本マイクロソフトは、UCプラットフォームの最新バージョン「Microsoft Lync 2013」の国内提供を開始した。Officeビジネス本部 プラットフォームマーケティンググループ エグゼクティブプロダクトマネージャーの小国幸司氏は開発の背景について、「クラウド、デバイス、ソーシャルといった要因で企業コミュニケーションの背景が変化している」と語る。 今や、スマートデバイスを操作してクラウド上のアプリケーションを利用したり情報にアクセスすることが一般的になっている。ソーシャルネットワークを活用するビジネスパーソンも増えている。 Lync 2013は、そうしたスタイ