2014年3月、埼玉県川口市で17歳の少年が祖父母を殺害した上、キャッシュカードなどを奪う事件が起きました。少年は強盗殺人容疑で逮捕され、裁判で懲役15年の判決が出て服役中です。 私が事件の背景を知ったのは、2015年9月に公開された記事でした。 <記者の目>埼玉・少年の祖父母刺殺事件=山寺香(さいたま支局) 記事から分かるのは、少年が実母と養父から身体的・性的虐待を受けてきたこと。小学5年生から学校にも通わせてもらえず、各地を転々とし、時に野宿生活を強いられていたことです。働こうとしない母親に代わり、少年は後に殺害してしまう祖父母を含む親戚に借金しまくり、生活費の工面をしてきました。年の離れた妹を親代わりに育てたのも少年だったと言います。 少年を知る多くの人を取材し、関連する裁判をすべて傍聴した山寺記者が、この事件の背景を1冊の本にまとめました。 山寺香著『誰もボクを見ていない』(ポプラ
2003年3月に新ジャンルのうどん店としてオープンした同店。 店主の木田武史さんはオープン当時、全国のうどん店を巡るWEBサイトを運営しており、うどん好きが高じて「大阪人が好むような独自のうどんを開発したい」とちくわと卵の天ぷらが乗ったぶっかけうどん「ちく玉天ぶっかけ」(780円)を開発。うどんの麺を讃岐うどん特有のコシが強いものではなく、関西のダシ文化を生かせるよう「もちもち食感」にこだわった麺を開発し、大阪人の好みにこだわり「大阪讃岐うどん」というジャンルとして売り出した。 木田さんは「『うどんオタクがうどん店をオープンした』と言われるも一大ブームとなり、ピーク時は1日約200人がちく玉ぶっかけを食べに訪れた」と振り返る。 2011年には東日本大震災をきっかけに「何か世の中に面白いことができないか」と、キムチと食べるラー油を乗せたうどん「キムラ君」(800円)を開発。木田さんが「キムラ
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