「最初はとにかく言葉で苦労したよ。自分の気持ちが伝わらないのが辛かった。あとは食べ物。魚の生き造りを出されたときは驚いて逃げたよ。日本語は大使館の仕事をしながら、日仏学院に週3回通って勉強したの。上達の方法? ガールフレンドができたらすぐに上手くなった、ガハハ」 「笑っていいとも!」(フジテレビ系)で「変なガイジン」タレントとして人気を得たオスマン・サンコン(64)。 1984年、ギニア日本交流協会から「ギニアを広めるため」と言われ、何も知らずに行ったのが「いいとも」のオーディションだった。 「プロフィルも何も持たないで行ったのね。でも、(プロデューサーの)横澤(彪)さんはフランス語ができて。それで、自分が何をやっている人なのかをわかってもらえた」 番組では、天然ボケをいじられるキャラ。差別的なツッコミも多かった。 「バカにされてるのはわかってたけど、全部笑い飛ばしてた。だって、怒ったって