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ブックマーク / agora-web.jp (8)

  • 誰も批判しない2兆3千億円の債権放棄~ミャンマー会談を受けて

    安倍首相が日の首相として36年ぶりにミャンマーを訪問し、テイン・セイン大統領と会談した。このこと自体は大変好ましいことであり、近年のミャンマーブームの前からミャンマー支援に関わってきた者として感慨深いところがある。しかし、一点懸念せざるを得ない点もある。各紙で報道されているように、今回の会談では「対日債務約2千億円の返済免除や、1千億円規模の政府開発援助(ODA)を表明」したとのこと。(MSN産経) 実は、ミャンマーへの円借款の債務免除は今回の2千億円だけでなく、今年1月に約3千億円を実行したばかりなのだ(外務省HP参照)。つまり今回の2千億と合わせて合計5千億円もの債権が放棄されたということになる。そもそもODAの債権放棄は今回始まった話ではなく、毎年当たり前かのように繰り返されている。以下がその数字だ。(外務省HP参照) 2003年度 1088億円 (ボリビア、バングラデシュ、タンザ

    誰も批判しない2兆3千億円の債権放棄~ミャンマー会談を受けて
  • 人間関係は「誰と付き合うか」ではなく「誰と付き合わないか」 --- 内藤 忍

    少し前になりますが、「バカの壁」というベストセラーがありました。人間には理解できない限界がある。いくら説明しても根的な考え方に違いがある人とは、乗り越えがたい壁があるから、最後まで分かり合えることは無い。そんな内容であったと記憶しています。 人間関係を深めるために理解をしてもらうように心を尽くすのは大切ですが、世の中にはどうやっても理解し合えない人がいる。これも現実です。訳のわからない主張を堂々としてくる人に、こちらの常識を説明しても、相手からは非常識だと思われてしまう。どうにも対応できない状況です。 例えば、マスコミで報道されている殺人事件。ストーカー事件の犯人の動機を聞くと、あまりの理不尽さに愕然とすることがあります。犯罪を犯す側の論理は被害者にはまったく相容れないものですが、相手をいくら説得したり説明をしたりしても解決しないように見えます。 家庭環境や今までの人生経験の違いなのかも

    人間関係は「誰と付き合うか」ではなく「誰と付き合わないか」 --- 内藤 忍
  • 未来志向の日韓関係

    氏と日韓関係についてTwitterでやりとりさせていただきました。日韓の歴史について分析が特に違う分けではないと思うのですが、残念ながら結論が違います。 同意が得られたのはこれだけでした。 .@kantomi それはその通りです。異議ありません。 — 松徹三 (@matsumotot68) October 11, 2013 そこから、「未来志向の日韓関係」について考えてみたい。 朝鮮は歴史的に中国中華)の属国であり続け、華夷秩序を守ってきました。 儒教的思想が非常に強く、「中国中華)一番、朝鮮二番、日(その他)は三番目」という序列感を強く持っています。 そのため、朝鮮は中国中華)の属国として朝貢外交を続け、ときには強大な武力侵攻を受けきましたが、中国に対して日に対するような嫌悪感を持つことはありません。また、序列として下に見ているベトナムに非道いことを行いましたが、悪いこと

    未来志向の日韓関係
  • 正しすぎるライフネット生命の新卒採用 : アゴラ - ライブドアブログ

    経済・金融 正しすぎるライフネット生命の新卒採用 / 記事一覧 やや旧聞に属するが、ライフネット生命が興味深い採用方法を行っている。 ライフネット生命 2013年新卒採用 http://recruit.netseiho.com/assignment/index.html 「皆さんには『重い課題』に挑戦していただきます」と、当に重い課題を応募者に課している。以下、課題Aの内容だ。 [1]日における少子化の現状とその原因を明らかにしてください [2]そのうえで、あなたが解決すべき課題をあげてください。 [3]インターネットを使ってその課題を取り組むためのプランを立て、費用対効果とともに提案してください。 [注]あなたは現在の少子化担当大臣の政策実行チームとはまったく別に依頼されています。」 もう1つの課題Bでは、1000万円の費用であなたが学んでいる学校をより魅力適する方法を

  • 「栄光が何だ、馬鹿野郎」=太平洋戦争のエネルギーの「完敗」を現代の日本が繰り返しそうだ : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 「栄光が何だ、馬鹿野郎」=太平洋戦争のエネルギーの「完敗」を現代の日が繰り返しそうだ / 記事一覧 情緒が政策を左右する 日の政策はいつも情緒に流れてしまう。 太平洋戦争の敗戦の年の1945年の4月7日、戦艦大和などの帝国海軍水上部隊が沖縄に無謀な突入作戦を敢行。米海軍機動部隊の航空攻撃で大和は沈没した。(坊ノ岬沖海戦)これは繰り返し映画化された。(写真は2006年公開の映画『男たちの大和 YAMATO』東映ホームページより)。 あまり知られていない、作戦の燃料についての話を紹介したい。当時は南方の海上交通線が米軍の攻撃で途絶し燃料が不足していた。そのため補給路を守る海上護衛総隊から燃料が取り上げられ、大和随伴の駆逐艦に割り当てられた。大豆油が使われたため、情けないことに艦隊には大豆の匂いが漂っていたという。 この結果、当時の日に唯一残っていた満州、朝鮮とつな

  • 情けない「口だけ絆」の日本 -「役に立つ馬鹿」を見捨てる時だ!

    橋下市長が、大阪市議会でがれきの受け入れに慎重な意見が相次いだことに苛立ち、「湾岸戦争のときに金だけ出して、世界からばかにされたときの屈辱を思い出す。こんな情けない日は子孫に残したくない」と痛烈に批判したと言う。 誠にその通り! 胸のすく思いだ。 海外に住んでいる私は、「NIMBY (Not In My Back Yard)  Japan」 と侮蔑的なコメントを受ける度に、「そんな事はない」と日の防戦をし続ける屈辱に苛立っている。 橋下市長は、「憲法論議をするつもりはないが、世界では人命を救うために自らの命を落としてでも困難に立ち向かっている。日だけがそれをやらない。震災直後に絆とか支え合いと言っていたのは何だったのか」と言ったそうだが、誠に尤もである。 何故、この様な、臆病で、優柔不断な日になってしまったのか? 私は、戦後日の知識階級に強大な影響を与えて来た「進歩的文化人」が、

    情けない「口だけ絆」の日本 -「役に立つ馬鹿」を見捨てる時だ!
  • 資産1兆円を持った男の見た世界=桃源社の故佐佐木吉之助社長の思い出—「私の人生は貧しいものだった」 : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 資産1兆円を持った男の見た世界=桃源社の故佐佐木吉之助社長の思い出—「私の人生は貧しいものだった」 / 記事一覧 佐佐木吉之助氏(写真)が亡くなったという。バブル経済最盛期、自分の全株保有する資金1000万円の会社「桃源社」が145の不動産を所有。その含み益が1兆円となり、米経済誌『フォーブス』の1989年調査で世界12位の富豪になった人物だ。その後に地価暴落の中で繰り返しメディアに登場。国会などでの偽証罪で刑事訴追され、ビルは全部手放した。バブルの凄さと怖さを体験した人だ。享年79歳だった。 私は晩年少し交際があったが、1月の週刊新潮の報道までその事実を知らなかった。ご冥福を祈る。 「あなたは何のために1兆円を稼いだのだ」。彼を題材にしようとしてある著名ノンフィクション作家が彼に取材を続け、こんなことを聞いたそうだ。誰でも、この疑問を彼に抱くだろう。 しかし「この

  • 東日本大震災で「ユーモア」が許されないこの緊張状態は危険 ‐ 岩崎聖侍

    未曽有の大地震が東日に襲い、多くの方が被害にあいました。何もできない自分が、当に歯がゆいです。 そんな状況ですが、自分のできることを再確認しました。 1.まずは節電 2.できる限りの寄付 3.しっかり仕事をする(日経済を復活させる) 4.未確認情報やネガティブな情報を拡散させない だと思っています。 そして、5番目に、松孝行氏もアゴラの記事でおっしゃっているように(不謹慎・自粛ムードに関する反論)「不謹慎」のキャンペーンを防ぐということを掲げたいと思います。Twitterでは、レンタルDVDの宣伝(テレビは地震のことばかりでつまらないという方。来店お待ちしております)をツイートした店員さんがボロクソに言われたり、テレビでアニメを放送したら、抗議の電話が鳴りまくったようなことが起きているようです。 しかし、みなさん、よく考えましょう。 まず今、日は支援する国から、支援される国になっ

    東日本大震災で「ユーモア」が許されないこの緊張状態は危険 ‐ 岩崎聖侍
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