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要再考と考え方に関するhomer_wellsのブックマーク (15)

  • 父親のかなしみ - 内田樹の研究室

    小学館の取材で「家族」についてお話しをする。 もう何度も書いていることだが、親族制度というのは言語や経済活動と同じだけ古く、それを営むことができるという事実が人間の人間性を基礎づけている。 と書くと「ああ、そうですか」と退屈そうなリアクションをする人がいそうだが、人間とサルを分岐するのがその点であるということは、見方を逆にすれば「およそ人間であれば、誰でもできる」ということを意味している。 そこのところを当今の家族論は見落としているのではないか。 家族について論じている言説に触れて、つねに感じることは「そんなむずかしいことが『ふつうの人間』にできるわけないでしょ」ということである。 かつて「アダルト・チルドレン」という言葉がはやったことがあった(死語になってくれたようでうれしい)。 機能不全な家族で育った子どもがその後社会的能力が劣化する現象をいうのだが、そのとき列挙されていた機能不全家族

  • まず隗より始めよ - 内田樹の研究室

    授業の合間に取材が二つ。 ひとつは三菱系のシンクタンクから「10 年後の日はどうなるか」というテーマで。もうひとつは資料請求者に配布するリーフレットの「神戸女学院大学って、こんな大学です」というパブリシティ。 両方で同じような話をする。 同じ人間が続けて話をしているのだから、内容が似てくるのは当たり前であるが、それにしてもそれは「10 年後の日が神戸女学院大学のような社会になる(といいな)」というふうに私は考えているということを意味している。 何を荒誕なことを、と笑う人がいるかもしれないが、これは私にとってはごく自然な考え方である。 今自分がいる場所そのものが「来るべき社会の先駆的形態でなければならない」というのはマルクスボーイであったときに私に刷り込まれた信念である。 革命をめざす政治党派はその組織自体がやがて実現されるべき未来社会の先駆的形態でなければならない。 もし、その政治党派

    homer_wells
    homer_wells 2009/05/13
    「今自分がいる場所そのものが「来るべき社会の先駆的形態でなければならない」」
  • 希望を捨てる勇気 - 池田信夫 blog

    昨今の経済状況をめぐる議論で、だれもが疑わない前提がある。それはこの不況が、いずれは終わるということだ。日経済にはもっと実力があるので、政府が景気対策で「GDPギャップ」を埋めて時間を稼いでいれば、「全治3年」で3%ぐらいの成長率に戻る――と麻生首相は信じているのかもしれないが、昨年の経済財政白書は次の図のような暗い未来像を描いている: これは秋以降の経済危機の前の予測だから、潜在成長率は1%弱だが、今はマイナスになっている可能性もある。90年代の「失われた10年」と現在はつながっており、そしてこの長期停滞には終わりがないかもしれないのだ。これを打開するには、生産性を上げるしかない。特に雇用を流動化して労働の再配分を行なう必要があるが、それには非常に抵抗が強い。日の産業構造が老朽化しており、これを再編しないと衰退する、と多くの人が90年代から警告してきた。20年間できなかったことが、

  • 草食な時代 - 内田樹の研究室

    四年生の専攻ゼミでは「草男子から平成雑メンズ」というお題でお話を伺う。 こういう世代論的分類法はどれほど信憑性があるのかしらないけれど、遠く「モボモガ」や「アプレゲエル」の時代から始まって「太陽族」「六木族」「みゆき族」など「族」時代を経て、「○金/○ビ」、「根暗」、「新人類」、など無数のバリエーションがある。 どれも世相をすぱりと切り取って、鮮やかである。 今回の「草系」というのはネーミングが卓越していたので、広く人口に膾炙した。 けれども、それも「もう古い」のだそうである。 一月ほど前にはじめて耳にした世代分類カテゴリーが「もう古い」と言われては、おじさんの立つ瀬がありません。 きみたちの好きにしたまえ。 ただ、高度成長期、バブル期など「お金がだぶついているとき」は肉系の生き方が有利であり、低成長・不況・雇用不安期には草系の生き方が有利であるという大きな流れはあると思ってい

  • 留学生が採用されない理由 - Joe's Labo

    留学生のエンジニア採用が低調であるとの調査結果。 新刊でも触れていることなので、簡単にフォロー。 留学生、特にアジアからの留学生受け入れについては、国も重要性を認識して いろいろと支援策をとっている。高等教育の質は、競争と多様性によって磨かれることは この分野におけるアメリカの一人勝ちの状況を見れば明らかだからだ。 グローバリゼーションの進む中、高等教育の重要性はますばかりだ。 と、ここまではいい。問題はここからで、当の日企業の側がいまひとつ採用に乗り気 ではないのだ。大きく分けて、理由は2点。 まず、留学生と企業の労働観の違いが大きい。 日企業、特に製造業は保守的な傾向が強く、今でも終身雇用至上主義な風土を 残している企業が少なくない。要するに、新卒で学校推薦で入社して、30年以上 滅私奉公して、最後は「わが生涯に一片の悔いなし」と言ってくれるような 若者が理想なわけだ。 当然、そん

    留学生が採用されない理由 - Joe's Labo
  • グリーン革命 - 池田信夫 blog

    池尾・池田で意見が違う点はあまりなかったのだが、ほとんど唯一違ったのが「バブルは事前に防げるか」という問題だった。私は「バブルを予防するのは無理だ。政府や中央銀行にできるのはバブル崩壊のショックを緩和することだけだ」といったが、池尾さんは「それはFEDビューで、今回の問題の元凶になった。BISビューではバブルについての客観的基準を設けようとしている」という。 バブルの発生しているとき「これはバブルだ」というとバカ扱いされるが、あえてやると、私は環境が次のバブルだと思う。オバマ政権の最大の柱も、日の追加補正も「環境」とつけば何でも通る状態だ。10年ほど前に「IT」といえば何でも通ったのとよく似ている。そして環境問題そのものは悪いことではなく、長期的にみれば化石燃料がなくなることも明らかだ。ITが21世紀の基幹産業になることが今でも間違いないのと同じだ。バブルは、長期的には正しいのだ。問

  • 言論の質は誰が決めているか : 404 Blog Not Found

    2009年03月28日11:00 カテゴリMediaValue 2.0 言論の質は誰が決めているか 『言論の質」って何が決めているのだろう。 書くことの難しさ ネットの言論はなぜ質が低いか?インターネット-最新ニュース:IT-PLUS 新聞に比べるとネット言論の質は低い??。もはや一部の新聞社幹部や研究者ぐらいしか言いそうもないことをあえて指摘してみたい。「何だろう」でなくて「何が決めているのだろう」というところに注意して欲しい。そちらであれば POLAR BEAR BLOG: ブログの「質」って何だろう。 よく「ネットの世界は玉石混淆」と言われ、個人的にもそうだと思うのですが、果たして何が「玉」で何が「石」かハッキリと分けられるものでしょうか?明らかな偽情報や、悪意のある誹謗中傷は別にして、ある人にとってはゴミのような話でも、別の人にとっては非常に価値のある話だったという場合があるでしょ

    言論の質は誰が決めているか : 404 Blog Not Found
    homer_wells
    homer_wells 2009/03/28
    「言論の質は、mostではなくbestで決まる」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    オーベルジーヌ実レポ べ物の鼻塩塩(未だに通じるのかな) オーベルジーヌというカレーをご存知だろうか 都内にあるデリバリー専門のカレー屋で、 ロケ弁などで大人気の格欧風カレーが楽しめるらしい いいな〜 いいな〜オブザイヤー 都内の奴らはこんな良いモンってんのか 許せねえよ………

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    homer_wells
    homer_wells 2009/03/24
    「男女別学は、お見合いによる結婚を保障されていた時代の遺物なのではないか?」
  • アゴラ beta : 企業戦略と消費者の利益 - 中川信博 - livedoor Blog(ブログ)

    2009年03月19日18:25 カテゴリ 経済 企業戦略と消費者の利益 - 中川信博 出光佐三は人間尊重、大家族主義、独立自治、黄金の奴隷たる事勿れ、生産者より消費者への5つを社是に今日の出光興産を築いた人ですが、特に最後の「生産者より消費者へ」は出光が戦前、戦後を通して国内外の独占企業との戦いを通し貫いた姿勢です。 今日政治でさえ「消費者の目線で」とか「国民目線」などとしていますが、企業戦略を遂行する中で時にはこの消費者の利益を無視しなければならないこともあるようです。 会社はコンサルタントの方が出資しているソフトハウスの休眠会社を借り受け、コンサルタントの方の事務所の一角で事業を始めました。 商品はある工場経営者が開発した寒冷地対策の自動車用品、ビジネスモデルはインターネットで販売したものをガソリンスタンドで受け取らして、取り付けもガソリンスタンドで行なうというものでした。結局こ

    homer_wells
    homer_wells 2009/03/19
    利害関係について
  • 日本に学ぶテロ対策 脱カルトが世界中から注目されている | JBpress (ジェイビープレス)

    元来は科学技術庁の外郭機関だった社会技術研究開発センターは「アジア・テロリズム」に関する国際研究会議を組織している。初回はインドネシアのバリ島で開かれ、その後毎年、会場を移して各地で開かれている。 初めてこの会議に招かれた時、私は「どのようにしてテロリストを養成するか(How to make a terrorist? )」という、ややセンセーショナルなタイトルで講演を行い、かなりの反響を得ることができた。 テロリストの養成は意外に簡単 日ではとりわけ、霊感商法で知られる新興宗教「統一教会」、そして「オウム真理教」からの脱会を中心に、カルト宗教からの離脱とその支援活動の歴史が続いている。 カルトの犯罪手口を慎重に観察すると「テロリスト」を養成するのが、いかに簡単であるかが、よく分かる。 ちょっとした心理的なつまづきを経験した青年をつかまえて、洗練されたマインドコントロールを施すと、相当な比

    日本に学ぶテロ対策 脱カルトが世界中から注目されている | JBpress (ジェイビープレス)
  • As Jobs Vanish, Motel Rooms Become Home (Published 2009)

    COSTA MESA, Calif. � Greg Hayworth, 44, made a good living in his home state, California, from real estate and mortgage finance. Then that business crashed, and early last year the bank foreclosed on the house his family was renting, forcing their eviction. Now the Hayworths and their three children represent a new face of homelessness in Orange County: formerly middle income, living week to week

    As Jobs Vanish, Motel Rooms Become Home (Published 2009)
  • JMM | 村上龍電子本製作所

  • 名古屋アベック殺人事件

    [ 事件 index / 無限回廊 top page ] 名古屋アベック殺人事件 1988年(昭和63年)2月22日夜、リーダーのA(当時19歳/とび職/名古屋市港区)、B(当時17歳/とび職/名古屋市中川区)、高志健一(当時20歳)、C(当時18歳/無職/名東区)、D子(当時17歳/名古屋市港区)、E子(当時17歳/愛知県海部[あま]郡)の少女2人を含む6人は、いつもの通り、テレビ塔の噴水の近くに集まっていたので、「噴水族」と呼ばれていた。彼らを結び付けていたのはシンナーだった。誰かが「バッカンをやろう」と言い出した。「バッカン」とは、アベックを襲って金品を強奪することだ。 6人は2台の車に分乗して名古屋埠頭へ行った。そこで、2台の乗用車を鉄パイプや木刀で、次々と襲い、計8万6000円を手に入れた。それに勢いづいて、もう2、3件やろうということになり、緑区の大高緑地公園入口の駐車場

    homer_wells
    homer_wells 2009/02/22
    人間の成熟っていつなんだろ?20歳で大人といえるほど成熟してる人って見たことない(わけでもないけどほとんどいない)。
  • 全文翻訳は適法か - 理系兼業主婦日記

    知的財産 |  先頃、村上春樹氏がイスラエルの文学賞である「エルサレム賞」を受け、その受賞スピーチが注目を集めました。日の各紙を含めて多くの報道機関が部分的な引用のみにとどまった中、イスラエルのHaaretz紙のみが、氏のスピーチの全文を掲載しました。 これを受けて、日のブロガーたちが次々とその全文翻訳を試み、配信し、多くの読者を集めたようです(村上春樹さんの受賞スピーチ、日のブロガー陣がスピード翻訳 「ハルキ風」も (ITmedia))。一部では、日の報道機関が全文を配信しなかったことについての批難の声も上がっていました。  インターネットが普及した今日、このような民間のボランティアによる知の共有に一定の利点があることは否定しません。しかし、あくまで現行の著作権法に照らした場合、このような行為は適法であるといえるのでしょうか?  現行の著作権法が、現在の著作物の利用実態に即したも

  • 乳ガン遺伝子の受精卵診断、選別出産に成功(英国) - kanjinaiのブログ

    英国のMirrorによると、乳ガンの家族歴のある男性とのあいだでできた体外受精卵11個の受精卵診断をして、乳ガン遺伝子を引き継いでない受精卵を選別して赤ちゃんを出産したとのこと。この赤ちゃんは、乳ガン遺伝子を取り除かれている。英国ではすでに受精卵診断による選別出産は認められ、実施されているが、この方法によって乳ガン遺伝子を排除したのは初めてのケースのようだ。 Doctors at the private conception clinic tested 11 embryos by removing just one cell from each when they were three days old. Six were found to carry the defective gene. Two were free of it and implanted, resulting in a

    乳ガン遺伝子の受精卵診断、選別出産に成功(英国) - kanjinaiのブログ
    homer_wells
    homer_wells 2009/01/11
    ノルベルト・ボルツの言う「人間が考えるのではなくて、アルゴリズムが考える」の典型。
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