同じ時代に生きているのがうれしくなるような人に 出会うことがあります。 そんな人たちの世界のおおもとは、 いったいどんなものでできているのでしょうか。 子ども時代から現在に至る足取りをうかがう 連載シリーズ第2弾にご登場くださるのは グラフィックデザイナーの祖父江慎さんです。 祖父江さんは、どのような子ども時代をすごして、 すごいデザイン作品をうみつづける大人に なったのでしょうか。 インタビューはほぼ日の菅野がつとめます。
![世界をつくってくれたもの。祖父江慎さんの巻](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0587c26b5a67125f628ea99ebffec99af7437242/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.1101.com%2Ffoundation%2Fsobueshin%2Fimages%2Fog.jpg)
ドラッカーが喝破したように、「顧客の創造」は事業の究極の目的だ。 これは、しかし、「言うは易(やす)く行うは難(かた)し」の典型だ。「ほぼ日刊イトイ新聞」は実際に顧客を創造し、それをビジネスとしての成果につなげている希少な例だといえる。 「ほぼ日(にち)」は、表面的には新聞形式のウェブメディアだ。しかし、ビジネスとして見たとき、ほぼ日はおそらく日本で最も高収益率の事業でもある。利益の源泉は、あっさり言ってしまえば、物販である。しかも売れている商品といえば、手帳に腹巻き、土鍋……。何の変哲もない生活用品ばかり。 ほぼ日ならではのヒット商品の背後には、独自の戦略ストーリーがある。多くのウェブメディアと異なり、BtoBの広告収入にはいっさい依存しない。タイミングに依存するニュースを追わない。人々の生活の中にある「動機」を発見し、時間をかけて読者と「動機」をやり取りしながら、自ら消費者の需要を創る
<公平と不公平について> このへんのことを書くと、 何かあったんですか、と後でよく訊かれるんだけれど、 「ないです」と、まず、言っておきます。 ずっと長いこと、会ったことのない大勢の人たちと、 会話をし続けていて、 「いつかこういうことを書こうかな」と思っていたことを、 いま、書きはじめてみただけです。 ま、うまく言えるかどうかわからないけれど、 とにかく書きだしてみます。 「全員が満足する結論なんてないよ」とは よく言われることだけれど、 やっぱりできることなら、 みんなが満足しているほうが、 自分にもみんなにも気持がいい。 清らかな瞳で、「この恋が実りますように」と お祈りしている乙女がいたら、 「ああ、うまくいくといいな」と、思ってしまうけれど、 彼女の願いが実現したら、 同じ男性に恋をしている他の乙女だかおばさんだかの願いは、 叶わないということになってしまう。 この寒い今ごろって
<そいつは敵じゃあない> お菓子がなくなったら、いやだという気持ち。 歌がなくなったら、いやだなぁというこころ。 かわいいお洋服がなくなったら、いやよという思い。 まずいものより、おいしいものが好きな気持ち。 栄養もないのに、食べたいものがあるということ。 しょうがないなぁと思うのに、会いたくなるともだち。 くだらないとわかっているのに、捨てられないもの。 残念な時間。 後悔するような青春。 恨まれる行動。 生意気な季節。 なぜいるのか説明しにくい生きもの。 役に立たない道具。 美しからぬ景色。 ぐずぐずしているうちに終わる人生。 よろよろと老いぼれていく身体。 強くなればいいのになれないままのこころ。 しょうもない世界のほとんどの部分。 くだらないといえば、みんなくだらない人間たち。 やめるべきことがやめられない仲間たち。 なくそうとしてもなくそうとしても消えないもの。 そういうものに、
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