科学雑誌のnatureに福島事故関連のニュース記事がありました。情報が少ないなか、貴重ですので訳してみました。日本にはnature法人があり、nature誌は本国より割高な料金設定なのに、この記事の日本語訳すらないでのすね。無為による商魂たくましい、というべきでしょうか。 英語版はnatureを見てください。印象的な写真や、表もあります。 この記事の要点は ・チェルノブイリの除染作業は2065年までの長期計画であること(1986-2065、79年間) ・事故後も2000年までは他の原子炉で発電していたこと ・除染作業に多くの労働者が必要なこと ・石棺が壊れ始めたので修復を始めていること ・内陸部なので、放射性物質封じ込めに巨大な冷水池を設けていること ・ソ連と比べれば、日本政府の対応は的を射たものであること ・チェルノブイリの原発事故の総合的な健康影響評価は、他国にまたがることもあり、政治