2月3日(土)に明治製菓の主催の勉強会に行ってきました。(明治製菓はデプロメールの製造元です) 講師は京大保健学科の十一元三先生で、近年話題となっている児童精神医学、特に発達障害のお話でした。ここのところ、発達障害の入院がけっこうあったので、興味深く聞けました。 発達障害の重い順に並べると、自閉症、アスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)となります。この中で自閉症は児童健診などで早めに分かりますから、臨床的に問題となるのはアスペルガーとPDD-NOSとなります。 発達障害の診断的特徴としては、DSM-IVによると次の2つが統計的に有意だそうです。 1)対人相互反応性=人・集団と相互作用・共鳴しながら精神発達する能力 の障害 非言語的コミュニケーション、仲間関係、興味や共感の共有を求めない その例として、視線の話(eye contact, presenting, poi