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ブックマーク / viking-neurosci.sakura.ne.jp (7)

  • 今も新規博士数は大学教員求人数の3倍もの供給過多で、年々「優秀な人材が博士課程を忌避している」感が強まる -- 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題】 文部科学省の公的研究費により雇用される若手の博士研究員の多様なキャリアパスの支援に関する基方針~雇用する公的研究機関や研究代表者に求められること~ (案)(PDF) – 文科省科学技術・学術審議会人材委員会 人材委員会第57回配布資料 ポスドクからテニュアの大学教員になれるのは毎年2%弱だけ:不完全ながらも重要なデータとなったポスドクの実態調査より Nature曰く「日博士課程制度は存亡の危機に瀕している」 - 当blog 文科省の科学技術・学術審議会人材委員会が興味深い資料を公開していました。編よりも、むしろ13ページ以降の「関連データ集」の方が遥かに面白いです。その見出しを列挙していくと・・・ ポスドクの雇用人数は、平成20年度実績で、17,945人である。 大学院博士課程修了者数が大学教員の採用数を上回っている。(注:2006年時点で対比すると大学教員採用

    hrmoon
    hrmoon 2012/03/05
    もともと大学院には物好きが進学していた面もあったよ→『1991年当時もself qualifiedな学生しか博士課程には進まなかったのではないか?』
  • 世界規模で縮減するバイオ系サイエンス:米は壊滅、欧州も衰退、日本は横這い、中国とインドだけが伸長 – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 Funding in 2012: “great recession” starts to bite (Macilwain C, Cell. 2012 Jan 20;148(1-2):14-6) Biomedical research budgets are frozen or falling in developed countries. Can expansion in developing nations continue as economic contagion spreads? 当blogでCellの記事を取り上げるのは珍しいのですが、今後の世界レベルでの科学技術予算動向を占う上で大変重要な資料なので取り上げてみました。 Cellにアクセスできる方には是非お読みいただきたいのですが、これはもう見たまんま。ズバリ「天気予報に喩えて」2012年のバイオ系サイエンス

    hrmoon
    hrmoon 2012/02/08
    国内バイオ系はキツいよなー『「先進国は衰退、発展途上国は成長」というのがバイオ系サイエンス予算の国際的状況』
  • 日本学術会議「ポスドク問題」提言を読んだ:実態調査は有意義、だが陳腐な提言よりもまず実効性のある策を – 大「脳」洋航海記

    【ドクター・ポスドク問題】 日学術会議 提言「生命系における博士研究員(ポスドク)並びに任期制助教及び任期制助手等の現状と課題」 学術会議からこんな提言が出てきたようです。文を読むと極めて細かに行われたアンケート調査結果が公開されていて、非常に興味深いです。それらの中からいくつか抜粋してご紹介すると・・ 福利厚生:ポスドク人の健保がないケースが10%、通勤手当も支給されないケースが33%、年休が「ゼロ」(存在しない)の人が11%いた 現在の職務内容:研究トレーニングのためと認識しているポスドクは25%程度で残りはプロジェクト遂行のためと回答するケース多し、現在の職のことを知ったきっかけは「大学院時代の指導教員」30%および「上司」20%、海外勤務経験は8割近くが「なし」(海外勤務を選ばなかった理由の1位は「帰国後日に職がないから」43%) 研究費:グラント応募を認められている人はポ

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    hrmoon 2011/10/02
    終身雇用でマッタリやってるセンセイ方より偉いんじゃないか→『グラント獲得経験のある人は7割』
  • 博士課程はこう改革せよ:Nature掲載のルポが提案するラジカルな未来像 – 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題&大学・大学院】 Rethinking PhDs – Nature (2011) 472:280-282, 20 April 2011 第3回:PhDの見直し〜修復するか、抜的改革をするか、あるいは完全にスキップするか(2011年4月28日更新) – BioMedサーカス.com 冒頭のロダンの「考える人」が博士の角帽をかぶって、まるで苦悩する博士であるかのように描かれた挿絵がなかなかシュールですね。  読んで字の如し、これは英米の2カ国で主に進行している「博士(Ph.D)課程の改革」について寄稿されたルポルタージュです。 非常に簡潔かつ的確な抄訳が、2番目のリンク先のBioMedサーカス.comさんによって提供されているので、基的に全訳はいたしません。ここでは、僕が注目したポイントだけを要約してみました。即ち、Natureが提案する「博士課程の改革案」は以下のような感じ

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    hrmoon 2011/09/06
    欧米ではどのように大学院を改革するかを考え,我が国ではどのように大学院に学生を勧誘するかを考える.
  • やっぱり浮上した「そのまま科研費3割カット」の危険性:厚労科研費は満額支給されたが文科科研費は文科省レベルで見通し立たず – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 東日大震災:科学研究費補助金が減額される可能性 – 毎日 「震災復興で予算が足りないから科研費3割カット」とは一体どういうことか? 科研費は無事今年度分が満額支給されるか?特例公債法案がようやく可決へ – 当blog 我々研究者がうかうかしている間に、危惧していた事態が迫りつつあるようです。読んで字の如し、先に7割が支払われたまま滞っている科研費の支給が、そのまま震災復興財源確保のために差し止められ、最終的に3割カットされる可能性があるというお話です。要点だけ書くと、 厚労省の管轄である既に厚労科研費は全額が支給された にもかかわらず文科省の管轄である文科科研費は未だに文科省レベルで見通しが立っていない 満額支給になるかどうかは文科省でも10月にならないと見極めがつかない ということのようです。ここから色々なことが考えられますが、個人的な推測としてはやはり財務省レベ

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    hrmoon 2011/08/22
    震災復興関連とか原発処理関連の新規課題募集ってのができたりして.
  • 「震災復興で予算が足りないから科研費3割カット」とは一体どういうことか? – 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 – 全般】 平成23年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(特別推進研究、基盤研究、挑戦的萌芽研究、若手研究、研究活動スタート支援))の交付決定について 平成23年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(学術創成研究費))の交付決定について いきなりこんなニュースが飛び込んできてびっくりしたのが先週末。僕も若手Bの継続分を持っているので、決して他人事ではありません。 なお、平成23年3月11日に発生した東日大震災により甚大な被害が生じたことから緊急に財源確保が求められる可能性があり、今後の状況によっては交付額の減額変更を行う可能性があります。この場合、各研究課題の年度交付する補助金の額は、今回の交付決定額にかかわらず減額されることとなりますので、当面、各

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    hrmoon 2011/07/13
    競争的研究資金獲得アドベンチャーが,今秋以降,厳しい戦いになりそうだ.5年計画の基盤Cをゲットしてセーフ.
  • ポスドク問題、今後の展望(1): 現行の予算動向を見る限り、ポスドク問題は確実に「最終処分」に向かう – 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題】 Education: The PhD factory - 20 April 2011, Nature 472, 276-279 (2011) (Nature曰く「日博士課程制度は存亡の危機に瀕している」 - 当blogによる論説記事) 学振PD騒動雑感:なぜポスドクの人件費は「生活保護」扱いされるのか ついに財務省の音が表舞台に現れた:改革の成否に日の基礎研究体制の存亡がかかる大一番? - 当blog記事 最先端研究開発支援プログラム、最先端・次世代研究開発支援プログラム – 内閣府 ポスドクは今の半分以下でいい(フューチャーラボラトリ代表取締役 橋昌隆) – WEDGE Infinity 博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか? (DISCOVERサイエンス) – Amazon.co.jp 震災のゴタゴタに紛れて社会の中の色々なことが忘れ去られつつある

    hrmoon
    hrmoon 2011/06/15
    特任教員もピンチなのでは? 知り合いがたくさんいるんだが・・・
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