6月24日、山本幸三・衆院議員(写真)は、参院選挙で自民党が圧勝した場合に、安倍政権は規制改革に取り組みやすくなるとの見通しを示した(2013年 ロイター/Issei Kato) [東京 24日 ロイター] - 山本幸三・衆院議員は24日、ロイターセミナーで講演し、参院選挙で自民党が圧勝した場合に、安倍政権は規制改革に取り組みやすくなるとの見通しを示し、特に環太平洋連携協定(TPP)があらゆる構造改革への布石になると強調した。 一方で、法人減税の実施は難しいとし、まずは投資減税で設備投資を盛り上げることが大事だと述べた。この夏から秋に実施の決断を迫られる消費増税については、世界の投資家が日本の財政再建に注目していることを踏まえれば、予定通り実施せざるを得ないとの認識を示し、その上で景気への影響を緩和する方策を探るべきだとした。 山本議員は、大胆な金融緩和を中心にアベノミクスの提唱者の一人。
![安倍政権、次はTPP遂行へ=山本幸三・衆院議員](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e0d25effaac70815c064c4715eb14bff06e8eb00/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D175)