パシフィコ横浜で開催された「第8回図書館総合展」に行ってきた。11月21日(火)開催の二つのフォーラムに参加した。午前中は、「図書館の「壁」〜発展を妨げるものは何か?理想の図書館とは?」と題して、アカデミーヒルズ六本木ライブラリーの小林麻美氏がコーディネイターを務める、いわば「理想の図書館をつくるための方法」を模索する目論見であり、事例報告として「武蔵野プレイス(仮称)」と「新日比谷図書館」について報告され、既存の図書館を超える発想、これまでの枠にとらわれない「理想の図書館」を目指す試みについて、論じられた。 東京隣接の武蔵野市の場合は、「滞在型図書館」であり「出会いと交流」がある「武蔵野プレイス」は、武蔵境駅前という立地条件を踏まえた「市民参加型」の<理想の図書館>を目指し、図書館の「壁」である、様々な要素、予算、人材、技術、設備、時間、空間、そして何よりも「発想を転換」する「意識」改革