キャパなど活躍、米ライフ誌廃刊 サイトで写真閲覧へ 2007年03月27日11時29分 写真雑誌として一時、世界をリードした「ライフ」の廃刊を、発行元のタイム社が26日、発表した。4月20日号が最終号になるという。 ライフは04年以降、毎週金曜日に米全土の約70の新聞に折り込まれる形で約1200万部が発行されている。1936年に週刊となり、写真家ロバート・キャパなどの活躍で、米国を代表する雑誌となったが、72年に一度廃刊、月刊誌として再発刊するなどの曲折を繰り返してきた。 タイム社によると、新聞業界全体の退潮により、広告収入の確保が難しくなったことが廃刊の背景という。ライフの全1000万枚の写真を無料でみられるサイトを今年中に立ち上げる予定だという。