家庭用ゲーム機がハイスペックになった現在では信じられませんが、業務用のアーケードゲームをファミコンなどの家庭用ゲーム機や8ビットパソコン(PC)に移植するのは、それはスリリングなプロジェクトでした。ユーザーは「どこまで再現できるんだろう?」と、期待と不安を胸に発売を待ち続け、発売後には「よくぞここまで!」「これは無理だったか……」など、その出来に一喜一憂したものです。 今では『Wii』の『バーチャルコンソール アーケード』で、アーケードの名作が数百円でダウンロードできる世の中。でも何かが足りない――。そう、ハイスペックなマシンで動くオリジナルと、創意工夫で“無理やり”動かすロースペックな移植版のギャップを鑑賞する楽しみがなくなってしまったのです。この状況に立ち上がったのがFlashゲームクリエーターたち。このたび、有志によるプロジェクト『むりげー(MURIYARI FLASH GAME P
5月13日、出版業界に激震が走った。大日本印刷グループと講談社など出版大手3社が、中古本販売のブックオフコーポレーションに出資すると発表したためだ。黒幕は、大手書店を買収で次々に傘下に収めてきた大日本印刷。新刊本が発売された直後に半値で中古本として販売するブックオフは、出版社や書店にとって“天敵”だ。これまで黒子に徹してきた大日本印刷が表舞台へと上がり、業界秩序を乱す異端児の“改善計画”に乗り出したとの見方がもっぱらだ。甘い幻想 「怖くないといえばうそになるが、わざわざ出資して上場企業の主要業務をやめさせるようなことはあり得ない。株式の買い増しもしないと聞いている」 ブックオフの佐藤弘志社長は、新しい出資者に戸惑いながらも、希望的観測を漏らした。 出資比率(議決権ベース)は大日本印刷グループが傘下に収めた丸善、図書館流通センター分を含め17・98%。講談社、小学館、集英社の出版3社が各4・
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