「惑星ソラリス」の一場面[映画.com ニュース] 「惑星ソラリス」「ノスタルジア」などの傑作を送りだし、1986年に逝去した巨匠アンドレイ・タルコフスキー監督の長編7本と短編1本を上映する「タルコフスキー生誕80周年記念映画祭」が、渋谷ユーロスペースで8月4日から開催される。 旧ソ連出身のタルコフスキー監督は、長編監督作は7本と寡作ながら水、雨、光など自然を駆使した抒情的な作風で知られ、今なお世界中で多くのファンを獲得、後の映画人にも多大な影響を与え続けている。未来都市の風景として東京首都高での走行シーンが挿入されていることで有名な「惑星ソラリス」、チェルノブイリの原発事故を予見したかのようなストーリーで知られる「ストーカー」など、SF作品でも高い評価を得ている。 上映されるのは短編処女作「ローラーとバイオリン」と、「僕の村は戦場だった」「アンドレイ・ルブリョフ」「惑星ソラリス」「鏡」「