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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/masuji622 (9)

  • 【幽遊白書】原作とアニメの演出方針の違いについて語る - 紫の物語的解釈

    『幽☆遊☆白書』が好き! という人はたくさんいると思いますが、 アニメだけしか観てない人 原作だけしか読んでない人 アニメにも原作にも両方触れた人 によって、この作品に対する印象はまるで違うと思います。 要するに『幽☆遊☆白書』はアニメと原作の印象が結構違うと 記事では言いたいわけですが、 最初に断わっておくと、特別アニメ版が原作を無視した物語展開を していたわけではなく、むしろ幽白のアニメはジャンプアニメとしては 比較的原作に忠実につくられた作品だったと思います。 ストーリーの改変はもちろん、オリジナルストーリーの挿入も ほとんどなく、人気マンガのアニメ化には宿命的につきまとう 原作引き延ばし展開もありませんでした。 じゃあ何をもってそんなに原作とアニメで印象が変わったのかというと、 それは演出方針であったと思われます。 結論から書いてしまうと、 アニメ版幽白は低年齢層の少年(小・中学

    【幽遊白書】原作とアニメの演出方針の違いについて語る - 紫の物語的解釈
  • スピンオフ作品には本編の主人公を出しちゃダメなのか? - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 「スピンオフ」とは、既存の作品(編)から別の作品が派生することを言います。 具体的には、編の主人公以外のキャラクターが主人公となって 「外伝的作品」が展開されることを言います。 日のスピンオフ作品では、『交渉人 真下正義』や『容疑者 室井慎次』など 多数のスピンオフを展開したドラマ『踊る大捜査線』シリーズが有名かと思います。 編のサブキャラクターが魅力的な場合、その魅力あるサブキャラをそのまま 主人公に据えることで、編とは一味違った面白さを追求したり、、 編を含めた作品の世界観に厚みをもたらすなど、さまざまなメリットがあります。 また、サブキャラのみならず、編の「劇中劇」がスピンオフして 別の作品として成立する場合もあります。 (『げんしけん』⇒『くじびきアンバランス』,

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  • 【ダイ大・ロト紋読み比べ】作中の経過時間について【ダイ大編】 - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 週刊少年ジャンプに連載されていた『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』と 月刊少年ガンガンに連載されていた『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』は どちらも、作品の題材が同じ「ドラゴンクエスト」であり、 連載されていた期間もほぼ同時期(ダイ大:1989-1996 ロト紋:1991-1997) ということもあり、よく比較される作品です。 『ダイの大冒険』は、「ドラゴンクエスト」と名が付いているものの、 ゲームのドラクエ世界とは直接関係はなく、ドラクエシリーズの魔物や アイテムや呪文が登場するということを除くと、非常にオリジナル要素の 濃い作品であるのに対して、 『ロトの紋章』は、ゲーム「ドラゴンクエスト3」の100年後という 世界設定であり、ゲームのドラクエと直接関わりがあります。

    【ダイ大・ロト紋読み比べ】作中の経過時間について【ダイ大編】 - 紫の物語的解釈
    hyougen
    hyougen 2012/04/13
  • 打ち切りさんいらっしゃい! 【密・リターンズ!】 - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 打ち切りマンガにスポットを当てて、その魅力を紹介する 「打ち切りさんいらっしゃい!」のコーナーです。 前回は『ガン・ブレイズ・ウエスト』で記事を書きましたが、 今回は八神健先生の『密(ひそか)・リターンズ!』を紹介します。 週刊少年ジャンプに1995年~1996年まで連載されていた この作品ですが、個人的にものすごく思い入れのある作品で、 それだけに打ち切り(というか後半の展開)が残念でした。 その辺りにも触れつつ、記事を書いてみようと思います。 では、どうぞ 『密・リターンズ!』概要 高校教師である、主人公・端島 密(はしじま ひそか)は、 元教え子で、現・同じ高校の教師を務める星崎 理都(ほしざき りと)に プロポーズをします。 二人は相思相愛であり、もちろん理都はこのプロポーズを

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  • 【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![後編] - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 「中編」からの続き 作戦名「いろいろやろうぜ!」 アニメの放映が終了し、人気が急落することを恐れた真倉先生は 色んなパターンの話を試してみようと必死になります。 アニメ化されると人気がどーんと上がるけど、 終わると同時に人気が急落し、連載終了になる というのは業界内でまことしやかに囁かれている怖いウワサです。 そりゃもう、必死になるでしょう。 アニメ放映終了直後にジャンプに掲載された185話「救出!」の巻です。 銀行強盗に巻き込まれたぬ~べ~クラスの生徒を助けるため、 ぬ~べ~が強盗相手に大立ち回りを繰り広げます。 普段、霊や妖怪を相手にしているぬ~べ~が人間を相手に戦う異色作となります。 映画『ダイ・ハード』をモチーフにしたそうです。 今までにないパターンをいろいろと試そう! という

    【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![後編] - 紫の物語的解釈
  • 【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![中編] - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 「前編」からの続き えーと、まずお詫びです。 当初この記事はアニメ放映前を前編、放映後を後編とする予定でしたが、 思いのほかアニメ放映中のネタが豊富で、後編にまとまり切らなくなったため アニメ放映中のネタを「中編」として今回書きます。 では、中編始まります アニメ化の話、来る! 両先生にとっての願望であったアニメ化の話が来たのは、ちょうどぬ~べ~人気絶頂の頃でした。 特に原作の真倉先生はアニメ化願望が強く、アニメの話が来る前から勝手に頭の中で オープニングのイメージを作っちゃってたほどだったそうです。 『ぬ~べ~』のタイトルロゴも、アニメっぽいものを意識して真倉先生が原案したのだとか! タイトル自体も非常にアニメ向きであり、「漢字四文字+主人公の名前」というのが もっともアニメっぽいタ

    【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![中編] - 紫の物語的解釈
  • 【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![前編] - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 【地獄先生ぬ~べ~】は、『ドラゴンボール』『幽遊白書』『スラムダンク』などが 連載されていた、いわゆる「ジャンプ黄金期」に連載が始まり、それから約6年にも 渡り連載が続いた作品です。 黄金期を生き延びて連載が続いた作品なので、安定した人気を誇った印象がありますが、 実際には人気のふるわなかった時期も度々あり、何度か打ち切りの危機に さらされたようです。 文庫版のおまけ「メイキング・オブ・ぬ~べ~」では、アンケート低迷のたびに あれこれとてこ入れを考え、なんとか打ち切りをしのいできた様が語られます。 今回は、「メイキング・オブ・ぬ~べ~」を参考に、【地獄先生ぬ~べ~】という 作品が、いかにしてジャンプ名物・打ち切りサバイバルレースを生き延びたのかについて 迫ることにします。 では、どうぞ

    【地獄先生ぬ~べ~】はジャンプ打ち切りサバイバルをこう乗り切った![前編] - 紫の物語的解釈
  • 【ダイの大冒険】「ドラクエ」を漫画化するということ - 紫の物語的解釈

    漫画ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】は言うまでもなく、ゲームソフト「ドラクエ」シリーズが原作となる漫画作品です。 もともとは人気コンテンツである「ドラクエ」のメディアミックス企画のひとつとしての漫画化であったこの作品ですが、 ふたを開けてみればその企画漫画の域を超越したおもしろさで、高水準の読者アンケート票を得ました。 当初、1~2年の連載でドラクエとのメディアミックスの役割を果たして完結する予定でしたが、 作品としての【ダイの大冒険】の人気は、すでに「ドラクエだから」では片付けられない領域に来ていました。 それほどまでに、物語やキャラに魅力があった作品でした。 今回は、そんな素敵な作品【ダイの大冒険】を、あえて「ドラクエのメディアミックスっぽい」部分を ピックアップして掘り下げてみます

    【ダイの大冒険】「ドラクエ」を漫画化するということ - 紫の物語的解釈
  • 【ドラクエ】天空世界とロト世界のつながり「6起源説」 - 紫の物語的解釈

    Unknown (匿名) 2010-03-14 11:24:52 >「現実世界」がロト世界に「夢の世界」が天空世界となったのでは、というのが 考察の趣旨である。 さすがにそれは違うと思いますねぇ・・・ 3と6に繋がりがあるかどうか自体に意見が分かれますが、3で登場したゼニス王が「1世」であることに留意してください。 もし6→3でゼニス王が同一人物ならわざわざ 「1世」という表記もしないかと思います。 あと、DS版DQ6にデスコッドが登場しますが、「この世界の未来の人たちの夢」ということで4と5のキャラクター達の夢が登場します。 このことから4と5の世界は夢の世界などではなくれっきとした現実世界ということになります。 Unknown (紫) 2010-03-14 17:20:07 >匿名さん コメントありがとうございます。 >3のゼニス王 3にゼニス王・・・?と思って、SFCの3を引っ張り

    【ドラクエ】天空世界とロト世界のつながり「6起源説」 - 紫の物語的解釈
    hyougen
    hyougen 2010/04/28
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