「なにかを始めるのに遅すぎることはないことを和田さんから学ばせていただきました!」 雑誌アントレの編集デスクであり、商業出版のプロデュース、コンサルタントを手がけるコンセプトワークスの天田社長が、FBで呟いてくださった一言だ。 嬉しくもあり、ちょっと不思議な感覚を味わった。 僕もふだん、伊能忠敬などの例を出して、「なにかを始めるに遅すぎることはない」というようなことを書いているのだが、それはどちらかと言えば、自分を励ますためであった。 自分がやっていることが、誰かをそのように感じさせることができるかもしれない、ということはあまり真正面から考えてみなかった。 ひとつには、僕が達成したことがあまりに小さいからだし、もうひとつには、なにかやってる本人にとっては、「誰かに、遅すぎると思われるかもしれないことをやっている」という意識が皆無だからだ。 たしかに、僕の夢のひとつは本を商業出版することだっ
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