神保町の路地にはレトロな喫茶店が並び、昭和の面影が今も残るあんなにのろくあんなに涙声1950年代後半から70年代初めに一線で活躍した詩人の岩田宏は、小笠原豊樹(こちらが本名)として数々の仕事を残した翻訳家でもあり、「日本語つかいの名手」と評された。ひとつ挙げると「プレヴェール詩集」(56年)の「夜のパリ」――。三本のマッチ 一つ一つ擦る 夜のなか/はじめのはきみの顔をいちどきに見るため/つ
独創的な詩作や朗読パフォーマンスで国際的にも活躍した詩人の白石かずこ(しらいし・かずこ、本名=嘉寿子=かずこ)さんが6月14日、心不全のため東京都の自宅で死去した。93歳だった。告別式は親族で行う。喪主は夫、菱沼真彦氏。カナダ・バンクーバーで幼少期を過ごした。早稲田大在学中に第1詩集「卵のふる街」を発表。寺山修司らと交流を深め、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く