石井正忠監督が率いるタイ代表は1月1日、日本代表と国立競技場で対戦。前半は身体を張った守備で無失点に抑え込むも、後半に大量失点を喫し、0-5で敗れた。 現在56歳の石井監督は、鹿島アントラーズと大宮アルディージャを率いた後、タイ国内のサムットプラーカーン・シティとブリーラム・ユナイテッドで指揮。ブリーラムでは2年連続で国内3冠に導くなど、タイでも確かな手腕を発揮すると、昨年11月に代表監督に就任した。 久々の母国での指揮となったなか、石井監督は試合後の会見でまずこう語った。 「元旦に国立競技場で戦えたことは、本当に我々タイ代表にとって素晴らしい体験となりました。大敗を喫してしまいましたが、昨日の記者会見でも言ったように、何点取られても下がることなく、前からチャレンジに行っていたと思うので、その辺を誇りに思いながら、最後まで試合を見ていました。 日本代表との差がこれだけあるんだなっていうのを