創刊49年となる書評誌「本の雑誌」は、8月号にて2024年度上半期ベスト10を発表しました。 1位に選ばれたのは、金子玲介『死んだ山田と教室』(講談社)。第65回メフィスト賞を受賞したデビュー作で、男子校が舞台の青春小説です。 2位にはノンフィクションの村瀬秀信『虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督』(集英社)、3位には時代小説の蝉谷めぐ実『万両役者の扉』(新潮社)が選ばれました。 「本の雑誌が選ぶ2024年度上半期ベスト10」 1位『死んだ山田と教室』金子玲介/講談社 2位『虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督』村瀬秀信/集英社 3位『万両役者の扇』蝉谷めぐ実/新潮社 4位『呪いを解く者』フランシス・ハーディング/東京創元社 5位『死なれちゃったあとで』前田隆弘/中央公論新社 6位『アルプス席の母』早見和真/小学館 7位『超人ナイチンゲール』栗原康/医学書院 8位『思い出せない思い出たち