BS日テレの「深層NEWS」に9日、虎の門病院の成井浩司・睡眠センター長が出演し、睡眠時無呼吸症候群について解説した。 眠ると気道が狭まり、呼吸が一時止まるこの病気は肥満の男性に起こりやすいが、「太っていない人も発症する。あごが小さな女性や子どもに起こることもある」と指摘。集中力低下や居眠り運転、高血圧、心臓病、うつ、認知症などの原因になる。就寝中の頻繁な尿意、起床時の眠気や頭痛がある人などは睡眠時無呼吸症候群の可能性がある。必要に応じて「空気で気道を広げるシーパップやマウスピースなどで治療してほしい」と述べた。