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検察に関するiGucciのブックマーク (67)

  • ご冗談でしょう- 余りにお粗末な検察検証報告

    24日に発表された最高検による特捜部不祥事の検証結果は、検察組織全体の問題との捉え方より、大阪地検特捜部の特殊性を強調した「ご冗談でしょう」と言いたくなるお粗末な結論であった。意地悪く見ると、同じ組織内でチェックを繰り返す事を正当化しして増員を狙う、火事泥式検証ではないかと思える程の愚策である。これでは、原因解明には程遠く、とても評価に値しない。 検察に求められたのは、原点に戻る事であり、個人的な問題に歪曲したり、教育で解決出来るものではない。司法・裁判の原点を象徴するものとして、古来より使われて来た「正義の女神像」の意味する処をウイキペデイアに求めると、「『正義の女神像』が手に持つ天秤は正邪を測る『正義』を、剣は『力』を象徴し、『剣なき秤は無力、秤なき剣は暴力』に過ぎず、法はそれを執行する力と両輪の関係にあることを表している。目隠しは彼女が前に立つ者の姿を見ないことを示し、貧富や権力の有

    ご冗談でしょう- 余りにお粗末な検察検証報告
  • 尖閣ビデオの流出者の証言にはだまし絵のような印象がある: 極東ブログ

    昨日尖閣ビデオの流出者として名乗り出た第五管区海上保安部(神戸)の海上保安官(43、男性)だが、その後の経緯が奇っ怪だ。まるでだまし絵でも見ているような印象がある。 当初神戸海域の船上で名乗り出たという報道があった際は、多くの国民がこれで問題の解明に向かうのではないかと思っただろう。限定された令状によってグーグルから押収したIPアドレスも同じく神戸のマンガ喫茶を指定しているようでもあり、神戸を基点として職にあたる同保安官がユーチューブ投稿者ではないかと見られた。 しかし現状、同保安官が語る情報には現実の流出を裏付ける情報はなく、マンガ喫茶の監視ビデオからでは人特定は難しそうだ。かくして逮捕も可能にはなっていない。そもそも逮捕できるのかすら危ぶまれる状況に変化しつつある。 そうしたなか、彼の住む官舎が家宅捜索された。日は法治国家なので、家宅捜索に当たっては捜索差押許可状(ガザ状)が出さ

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 土曜解説 | 土曜解説 「検察改革に求められるもの」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2010年10月30日 (土)土曜解説 「検察改革に求められるもの」 オープニング 【山﨑】10月30日の土曜解説、山﨑登です。 【結城】結城さとみです。 【山﨑】先週、大阪地検の前の特捜部長と元副部長が、元主任検事による証拠の書き換えを隠ぺいしたとして、起訴されました。 【結城】犯罪を捜査して起訴する特捜部の幹部が刑事責任を問われるという、あってはならない事態です。 【山﨑】前部長と元副部長は、起訴された内容を全面的に否定しているということですが、今日は、特捜検察とはいったい何なのか、また、今回の事件の背景には何があるのか、今後、検察の改革をどうしたらいいのかを考えていきます。 【結城】スタジオは、刑事裁判に詳しい成城大学法学部の指宿信(いぶすき・まこと)教授と司法担当の友井解説委員です。 Q1【山﨑】まずお二人に、今回の起訴を、どう

  • 「捜査する側」を匿名にする日本の新聞報道はアメリカでは通用しない 日米のジャーナリズムで大きく異なる「情報源の秘匿」の意味 | 牧野洋の「ジャーナリズムは死んだか」 | 現代ビジ

    大阪地検特捜部で郵便不正事件を摘発した検事はだれか? この質問に答えるのは今ではそれほど難しくないはずだ。 主任検事は前田恒彦であり、彼を指揮する立場にあった特捜部長は大坪弘道、同副部長は佐賀元明だ。大阪地検のトップである検事正や次席検事ポストにあった検事を認識できる人もいるだろう。 前田、大坪、佐賀の3人とも、連日のように新聞に顔写真付きで登場したからだ。郵政不正事件に絡んだデータ改ざん・隠ぺい事件で逮捕・起訴され、「捜査する側」から「捜査される側」へ転じたためだ。 郵便不正事件の摘発に取り組んでいた当時、3人は「捜査する側」として新聞に取り上げられただろうか。厚労省の雇用均等・児童家庭局長だった村木厚子を逮捕した時はどうだったか。 紙面上では、郵便不正事件に絡んで組織としての大阪地検は数え切れないほど紙面をにぎわしているにもかかわらず、同事件を率いていた3人が登場することはほとんどなか

    「捜査する側」を匿名にする日本の新聞報道はアメリカでは通用しない 日米のジャーナリズムで大きく異なる「情報源の秘匿」の意味 | 牧野洋の「ジャーナリズムは死んだか」 | 現代ビジ
  • asahi.com(朝日新聞社):公判部長も改ざん疑惑認識 前特捜部長「任せてほしい」 - 社会

    一方、改ざんを問題視した公判部主任検事ら3人は最高検に対し、1月30日、特捜部元副部長・佐賀元明容疑者(49)=犯人隠避容疑で逮捕=にも報告、「公表すべきだ」と迫ったと証言している。最高検は、前田元検事の供述などから、佐賀元副部長が同日に前田元検事に電話し、意図的な改ざんを聞かされたが、大坪前部長と相談して「過失」で処理させたとみている。  これに対し、大坪前部長と佐賀元副部長は「前田元検事から、故意の改ざんではなく過失と聞いた」と容疑を一貫して否認している。 前ページ12次ページ

  • アメリカ人のみた日本の検察制度 : 池田信夫 blog

    2010年10月14日09:43 カテゴリ法/政治 アメリカ人のみた日の検察制度 大阪地検の事件を契機に、特捜部廃止論が再燃している。もちろん証拠の改竄は言語道断だが、それと制度論は別に考えるべきだ。「検察が捜査機関をもっているのはおかしい」という話は昔からあるが、問題はそれほど単純ではない。書はアメリカの研究者が、日の検察制度をアメリカとの比較で論じたもので、制度設計を冷静に考える材料となろう。 以前の記事でも紹介したように、日の有罪率が99.9%というのは誤解で、これは検察の段階で起訴猶予にするケースが多いためだ。このように検察の裁量権が大きく、捜査権をもっているのが日の特徴である。アメリカでは検察官が被疑者の取り調べを行なうことはないが、日の検察官は勤務時間の60%を捜査に費やしているという。 つまり捜査機能をもっているのは特捜部だけではなく、いわば日中の検察官の半分

    アメリカ人のみた日本の検察制度 : 池田信夫 blog
    iGucci
    iGucci 2010/10/14
    「アメリカでは検察官が被疑者の取り調べを行なうことはないが、日本の検察官は勤務時間の60%を捜査に費やしているという。」そういえばキムタクもずっと捜査していた気がする。
  • 検察3つの“公然の秘密”――「ストーリー捜査」「虚偽の自白」「リーク」が、ついに白日の下へ

    株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方

  • 私を有罪に追い込んだ東京地検特捜部の「供述証拠」改竄(会計評論家 細野祐二) @gendai_biz

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    私を有罪に追い込んだ東京地検特捜部の「供述証拠」改竄(会計評論家 細野祐二) @gendai_biz
  • 検察大崩壊 特捜部「証拠改ざん」詰め腹を切るべき司法権力者たち(FORZA STYLE) @gendai_biz

    検察大崩壊 特捜部「証拠改ざん」詰め腹を切るべき司法権力者たち この期に及んでも「どのポストまで責任 を取らすか」で揺れる、呆れた厚顔 証拠を改ざんすれば、有罪にできない事件などない。「検察は正義」というマインドコントロールが解ける日が来た―。 大阪府枚方市の公務員官舎で、前田恒彦容疑者(43=証拠隠滅容疑で逮捕、以下「容疑者」は略)は暮らしていた。大阪地検特捜部を担当する記者であれば、いわゆる"夜討ち朝駆け"のために一度は足を踏み入れる施設であろう。 特にシナリオ通りの供述を引き出す"割り屋"で、特捜部内で部長、副部長に続くヒラ検の筆頭格である前田が住む最上階の一室は、メディアにとり重要な訪問先であった。ある大阪地検担当記者が振り返る。 「彼には小学生のお子さんがいました。共用の踊り場のスペースに、子供用の自転車が置かれていたのを憶えています」 厚生労働省の村木厚子元局長(54)の無罪が

    検察大崩壊 特捜部「証拠改ざん」詰め腹を切るべき司法権力者たち(FORZA STYLE) @gendai_biz
  • 検察審査会に小沢起訴を議決させた「疑わしきは法廷へ」という「空気」(伊藤 博敏) @gendai_biz

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    検察審査会に小沢起訴を議決させた「疑わしきは法廷へ」という「空気」(伊藤 博敏) @gendai_biz
    iGucci
    iGucci 2010/10/09
    イメージ先行、素人は怖い。
  • ドキュメント「検察崩壊」 検事総長を守れ――「生け贄」にされた特捜検事(週刊現代) @gendai_biz

    ドキュメント「検察崩壊」 検事総長を守れ――「生け贄」にされた特捜検事 この期に及んで「組織の論理」 悪いのは前田検事だけなのか 新聞のスクープ記事が出てから、たった半日での逮捕劇。検察という組織は、これほど簡単に人を逮捕できるのか。前代未聞の不祥事によってずたずたにされたエリート軍団・検察庁があがいている。 気持ち悪いくらい早い逮捕 大阪地検特捜部・前田恒彦検事(43歳)は、最後の最後まで、自分が「逮捕」されることなど想像さえしていなかった。 「ちょっと下で待っててくれ」 前田検事は9月21日夕方、二人の同僚検事と夕をともにする約束をし、大阪・中之島にある合同庁舎1階で待ち合わせていた。 この日朝、朝日新聞が1面トップで〈検事、押収資料改ざんか〉と報じ、記事中では名前を挙げていなかったが前田検事に疑惑がかかっていることをスクープしていた。 「前田検事はまっすぐ帰宅するわけにもいかず、同

    ドキュメント「検察崩壊」 検事総長を守れ――「生け贄」にされた特捜検事(週刊現代) @gendai_biz
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「信頼失墜 問われる特捜検察の体質」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2010年09月22日 (水)時論公論 「信頼失墜 問われる特捜検察の体質」 【1】 大阪地検特捜部の検事が、事件の証拠となるデータを改ざんした疑いで逮捕されるという、考えられない事件が起きました。 特捜部は、検察自らが事件を捜査する際の中心になる組織で、検察の象徴のように受け止められてきました。 検察の信頼は地に堕ちて、危機的な状況です。 データが改ざんされた可能性があることは、大阪地検のトップにも伝わっていたのに、放置されていた疑いも出てきています。 特捜部、ひいては、検察全体の体質が、今回の事件の背景になっているのではないかとも指摘されています。 明らかになってきている、特捜検察の問題点と、今後の捜査や検証作業の課題を考えていきます。 特捜部は、政治家の汚職事件や経済事件、脱税事件などを捜査する組織です。 検察は、警察の捜査をチェ

  • 【検事逮捕】大阪地検特捜部、改竄の部内資料を作成 上層部への報告、不十分? (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    最高検の任意聴取後、東京・霞が関の検察庁を出てタクシーに乗車した大坪弘道前特捜部長=23日午後10時半、東京都千代田区(荻窪佳撮影) 大阪地検特捜部が郵便不正事件で押収したフロッピーディスク(FD)の最終更新日時が改(かい)竄(ざん)された事件に絡み、地検上層部が今年2月に改竄を把握しながら調査と公表を見送っていた問題で、最高検は23日、主任検事の前田恒彦容疑者(43)=証拠隠滅容疑で逮捕=の上司だった大坪弘道前特捜部長(現京都地検次席検事)らを任意で事情聴取した。また特捜部が当時、前田容疑者に対し、改竄の経緯を記した部内資料を作成させていたことが判明した。 関係者によると、部内資料は上層部に提出する目的では作られていなかったといい、地検内で特捜部からの報告が不十分だった可能性が浮上した。最高検は、地検上層部がどの程度まで改竄を把握していたのかを知る上で部内資料が重要になるとみて、大坪前部

  • 【検事逮捕】「まじめ過ぎる検事」聴取された石井参院議員 - MSN産経ニュース

    「まじめ過ぎる検事だった」−。厚生労働省の文書偽造事件に関与したとされた民主党の石井一参院議員は22日、最高検が証拠隠滅容疑で逮捕した大阪地検特捜部主任検事から事情聴取された際の状況を党会合で説明した。 石井氏によると、昨年秋に主任検事の要請で聴取に応じ、文書偽造事件に関与していないことを説明。石井氏が「政治的な意図があるのか」と尋ねたところ主任検事は否定し、証拠の存在に関してはあいまいな答え方をしたという。 主任検事が石井氏の質問に誠実に応対したとした上で「とにかく一つの方向を決めたら、目的のためには手段を選ばないという気がした」と指摘。「新聞に報道されると、極悪人という印象を受けるかもしれないが、実におとなしい、いい男だった」と述べた。

  • asahi.com(朝日新聞社):「FDに時限爆弾仕掛けた」 改ざん容疑の検事、同僚に - 社会

    大阪地検特捜部が押収したフロッピーディスク(FD)のデータが改ざんされた疑いのある事件で、証拠隠滅容疑で逮捕された主任検事の前田恒彦容疑者(43)が同僚検事に「FDに時限爆弾を仕掛けた」と伝えていたことが朝日新聞の取材でわかった。データを書き換えた動機を示唆する発言とも受け取れるが、前田検事は逮捕後の調べに「誤って書き換えてしまった」と意図的な改ざんを否定している。  最高検によると、前田検事は昨年7月、厚生労働省元係長の上村(かみむら)勉被告(41)=公判中=が作成した偽の証明書の最終更新日時を「04年6月1日」から「04年6月8日」に改ざんしたとされる。朝日新聞の取材に対し、昨年7月のFD返却後にデータを見た上村被告の弁護人は、最終更新日時が「6月1日」と記された捜査報告書と異なることに驚き、単独犯を主張する上村被告にとって不利になる証拠ととらえて表に出すことをためらったという。  検

  • 冤罪を生む検察の完璧主義 : 池田信夫 blog

    2010年09月23日00:24 カテゴリ法/政治 冤罪を生む検察の完璧主義 大阪地検の検事による証拠偽造事件は、事実とすれば弁解の余地はないが、これは一検事の特殊な事件ではない。こういう事件を生み出す背景を考えたほうがいい。 以前の記事でも書いたように、日の刑事裁判の有罪率は99.9%と異常に高いが、これは起訴率が63%と低いためで、有罪件数/検挙件数でみると国際的な平均水準に近い。逆にいうと日の検察は、絶対に有罪にできる事件しか起訴しない点が国際的にみて特異だ。 これは日の官庁の完璧主義のDNAが検察にも根強いためだろう。今回の事件のように無罪になると大スキャンダルになるので、検察はよけい慎重になって、ちょっとでも無罪になるリスクのある事件は立件しない。特に政治家のからむ事件は物証がないことが多いので、非常に慎重だ。 その結果、心証としてはクロであっても立件できない事件は、無実の

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  • 村木厚労省元局長を「犯罪者」に仕立て上げた前特捜部長を直撃(フライデー) @gendai_biz

    9月10日、大阪地裁の無罪判決を受けて、大阪司法記者クラブでの会見にのぞむ村木氏〔PHOTO〕眞野公一 (以下同) 「(判決を聞いた時は)心臓が1回、非常に大きな鼓動を打ちました。(検察は)これ以上私の時間を奪わないでほしい」 9月10日、郵便不正に絡む厚生労働省の偽証明書発行事件で、虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた厚生労働省雇用均等・児童家庭局の村木厚子元局長(54=起訴休職中)に対し、大阪地裁の横田信之裁判長は無罪判決を言い渡した。 逮捕から保釈までの拘束日数は164日、判決まで1年3ヵ月――。着手時点から検察が主導し、しかも省庁の官僚をターゲットに据えた刑事事件での完全無罪という判決は、前代未聞と言える。だが、当然の結末であった。公判の中で大阪地検特捜部が描いた"ストーリー"はほとんど採用されなかったのだ。 判決後、会見に臨んだ村木氏は、「裁判の中で、検察が考えていたのとは違

    村木厚労省元局長を「犯罪者」に仕立て上げた前特捜部長を直撃(フライデー) @gendai_biz
    iGucci
    iGucci 2010/09/23
    「検察からすれば、控訴して、裁判所が検察官請求証拠をみだりに却下したことの違法性を控訴審で争いたいはずだ。この裁判の判断が一般化していくと、今後の特捜検察の捜査全体に影響を及ぼす」
  • 「改ざん」地検首脳部が把握・放置…2月に報告 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    押収資料のフロッピーディスク(FD)のデータを改ざんしたとして証拠隠滅容疑で逮捕された大阪地検特捜部検事・前田恒彦容疑者(43)が、今年2月初め頃、特捜部の当時の大坪弘道部長(現・京都地検次席検事)に対し、「FDを手直ししてしまった可能性がある」と報告し、当時の次席検事、検事正にも伝わっていたことが、検察関係者の話でわかった。 地検首脳部が犯罪につながる行為を把握しながら放置していたことになる。 関係者によると、今年1月に開かれた厚生労働省の村木厚子元局長(54)(無罪確定)の初公判で、弁護側は証明書の作成日時に関する検察主張と、FDのデータを基に作成されたとする捜査報告書との日付がい違うと指摘。その後、前田容疑者がFDに細工したとのうわさが地検内で広がったという。

  • 前田恒彦・大阪地検特捜部検事逮捕: 極東ブログ

    昨晩なんとなくNHKを付けたら大阪地検特捜部検事・前田恒彦容疑者の逮捕の報道だった。そういう事態になったのか、随分と手際よい展開だな、というかこれって意外と先日の円介入と同じように菅政権成立後の政治ショーのスケジュールの一環だったのかもしれないなとの印象も持った。検察そのものの威信を根底から覆すとんでもない事件であるが、私が気になっていたのは、「10年先も君に恋して」(参照)が定時の10時にやるかなということだった。15分ずれましたね。 検察不正発覚のきっかけともなった当の村木厚子厚労省元局長の裁判については、事件当時「郵便不正事件、厚労省局長逮捕、雑感: 極東ブログ」(参照)で「不正の意図があったとは私には感じ取れないし、逆に否認に合理性が感じられる」と書いたが、無罪であろうと思っていた。また「入り組んだ伝言ゲームの混乱からできるだけ面白いプロットを引きだそうとして、混迷を深めているので

  • 村木さん事件、「ふつうの人」にとっての教訓

    やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 朝日新聞のスクープ 9月21日の朝刊トップで『朝日新聞』は、郵便不正事件を巡る村木厚子氏の担当主任検事が、押収していた上村被告(事件当時、村木氏の部下)のフ

    村木さん事件、「ふつうの人」にとっての教訓