大阪市では、橋下徹市長の意向で新採用の職員らも全員が起立して国歌を斉唱。職員基本条例、教育基本条例が成立した大阪府でも、新採用の職員らが緊張した表情で一歩を踏み出した。 「大阪や日本を変えるような仕事をするには、しかるべきポジションに就かないといけない」 午前10時から行われた大阪市の入庁式で、橋下市長は約140人の新規採用職員を前に「出世のススメ」を説き、「公務員は窮屈で、重い仕事だが、ものすごくやりがいがある。もらっている税金の10倍、20倍、100倍、1000倍の働きで市民に還元して」と激励。 国歌斉唱についても「手を前に組むのは休めの姿勢。今後は手は横に置いて」とクギを刺した。