奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩﨑 一裕)先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の池内 桃子特任准教授(理化学研究所環境資源科学研究センター客員研究員)と新潟大学大学院自然科学研究科の小倉 菜緒(研究当時博士前期課程;奈良先端大特別研究学生)らは、理化学研究所環境資源科学研究センターの杉本 慶子チームリーダー(東京大学大学院理学系研究科教授)、東京医科歯科大学難治疾患研究所 ゲノム機能情報分野の二階堂 愛教授(理化学研究所生命機能科学研究センターチームリーダー)、中部大学の鈴木 孝征教授らの研究グループと共同で、さまざまな器官の細胞に分化し得る多能性(注1)を持ったカルス(注2)細胞から芽を生み出す効率を劇的に向上させる新しい方法を発見しました。植物の器官再生能力を制御し細胞分化を運命づける因子(タンパク質)をつきとめ、この因子を調節することにより高効率で新たな芽を生み出す道を拓いた
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