気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン iPS細胞を生み出した京都大学の山中伸弥教授が昨年、ノーベル生理学・医学賞を受賞したことなどから、日本は再生医療の実用化で世界の先頭を走っていると考えている読者が多いのではないだろうか。しかしそれは誤解だ。日本は決して再生医療先進国ではない。欧米はもとよりお隣の韓国にさえ負けている。 現在、欧米で承認されている再生医療製品は皮膚や軟骨を中心に10数品目あるが、日本では2品目だけである。この2品目についても、ベンチャー企業のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)が10年以上を」かけてようやく承認を取得した。 日本で再生医療の実用化が遅れていた理由 2011年3月には、「なぜ日本で再生医療の実用化がこれほど遅れているのか」をテーマに