最近考えてるのは、同質性についてのこと。これはKY関連に通奏低音のように響くものだから。そこから引き続いて頭の中で鳴っている。 人間は同質性の中に安定を見いだす存在である、のじゃないか、というところまではなんとなく分かってきた。 多様性の尊重は個々の人間を過ごしやすくしてくれるけれど、その基盤には同質性があって、すべての同質性が失われると(それはまずあり得ないことだが)極めて不安定な状態になり、結果的に多様性を認容できなくなり、強固な同質性への回帰が起こるのではないか、と。 しかし、同質性が強ければ、やはりその同質グループ内での個々の人間の異なる部分が目立ってきて、やがて多様性尊重への牽引力が強くなる。 結局、そんな感じで、それぞれからの引力の釣り合うあたりで、同質性への引力ベクトルと多様性への引力ベクトルがそれぞれの方向へ綱引きしあい、あちらへ動き、またこちらへ動き、と細かい動きを繰り返